日本一おいしいお茶と
こだわりの茶器
自慢は、もちろん日本茶。「日本一おいしいお茶を探し回っていたら、全国には日本一おいしいお茶がたくさんありました」と瀧川さんはにっこり。
全国8カ所の茶園から直接取り寄せたお茶を、お茶菓子付きのセットで楽しめます。その数、抹茶をはじめ、36種類以上。抹茶、碾茶、かぶせ茶、玉露、煎茶に分けられています。単一品種、単一農園の玉露や煎茶がずらり揃っていて、どれにしようか、おおいに迷います。
メニューの他に、お茶農家について詳しく書かれたパンフレットを読みながら、ゆっくりとお茶をいただけます。
まずは、京都・宇治茶「山政小山園」の抹茶「小倉山」。お茶碗を選べるのが楽しい。ふくよかな香り、まったりとした旨み。口に含むと、心が癒されます。お作法を気にせず、季節のお菓子と一緒にマイペースでゆっくりと味わいましょう。
玉露は、福岡・奥八女茶「高木茶園」の八女伝統本玉露「おくゆたか」にしました。清涼感のある上品な香り。口の中でころがるような、まろやかな風味。
左：(1) 茶葉をお客様に見せる。
右：(2) いれるお湯の温度を温度計でチェックする。
右：(4) お湯を注ぐ。
右：(6) 1煎目。茶葉は鮮やかな緑色。
2煎、3煎と飲んで、最後は茶葉をおひたしにして味わい、お茶を堪能。茶葉の量や湯の温度、抽出時間などを守り、丁寧にいれられた日本茶のおいしさに感動します。
2018.07.22(日)
文・撮影＝そおだよおこ
