爽やかな朝から始まり
午後はビーチクラブを満喫

 ネオンきらめく夜の賑わいから転じて、朝のラスベガスはとても爽やか。緑に囲まれたテラス席のあるレストランでゆっくりと過ごすこともできる。

 「パークMGM」の「プリムローズ」は“サクラソウ”を意味する店名のように、フローラルな感じ。籐のイスが並ぶテラス席が心地よい。

Primrose
(プリムローズ)

所在地 Park MGM, S 3770 Las Vegas Blvd., Las Vegas, NV 89109
電話番号 702-730-6660
https://www.parkmgm.com/en/restaurants/primrose.html

 また、ここはイタリア? という感じのホテル「ザ・ベネチアン」内にある「ブション」は、ミシュランの星つきセレブシェフのトーマス・ケラーが経営するビストロ。噴水のあるテラスでいただくおいしいペストリーやクロワッサンは、ヨーロッパの雰囲気そのものだ。

Bouchon
(ブション)

所在地 The Venetian, 3355 S Las Vegas Blvd., Las Vegas, NV 89109
電話番号 702-414-6200
https://www.venetian.com/restaurants/bouchon.html/

 ラスベガスの残り1日は、ショッピングと、午後には「アンコール・ビーチクラブ」へ。夜は、ショーでスケジュールがいっぱいだったので、ラスベガスのクラブシーンをお昼に味わってしまおうというわけ。

 ストリップの中心には、ニーマン・マーカスやノードストロームなどの高級デパートも入る「ファッション・ショー」ほか巨大なショッピングモールも。

Fashion Show
(ファッション・ショー)

所在地 3200 S Las Vegas Blvd., Las Vegas, NV 89109
電話番号 702-369-8382
https://www.thefashionshow.com/en.html/

 また、そこから車で北に約20分足をのばせば「ラスベガス・プレミアム・アウトレット・ノース」が、南に同じく約20分移動すれば「ラスベガス・プレミアム・アウトレット・サウス」がある。

 常時25~65%割引を行っている「ラスベガス・ プレミアム・アウトレット・ノース」へは、主要ホテルからのシャトル、そしてSDXやWAXという公共バスでも行くことができる。

 世界中から観光客が集まるラスベガスでは、とにかく品揃えが豊富。そして、ナショナルブランドでも、ハレの場ばかりのラスベガスにふさわしいお洒落感のある品揃えなので、要チェックなのだ。

Las Vegas North Premium Outlets
(ラスベガス・プレミアム・アウトレット・ノース)

所在地 875 S Grand Central Pkwy., Las Vegas, NV 89106
電話番号 702-474-7500
http://www.premiumoutlets.com/outlet/las-vegas-north/

 「ファッション・ショー」で、水着の上に羽織るジレを仕込んで、いざ「ウィン・ラスベガス」に入っている「アンコール・ビーチクラブ」へ。ここはマシュメロなど世界的に有名なDJがプレイするのでも有名。お昼も夜もビーチクラブをやっている。

 運よくこの日は、超有名なアフロジャックがプレイするという。パームツリーにプール、DJブース前はお洒落な水着できめた人であふれかえっていて、ウェイトレスも赤いビキニ! カクテル片手に、紙吹雪を浴びてもう気分は青天井!

 このノリはまさにラスベガスそのもの。もう時間を忘れて盛り上がるしかない!

Encore Beach Club
(アンコール・ビーチクラブ)

所在地 Wynn Las Vegas, 3131 S Las Vegas Blvd., Las Vegas, NV 89109
電話番号 702-770-7300
http://www.encorebeachclub.com/

 一流が集まり、一流のグラマラスなもてなし方をするラスベガスは、元気をもらえる街だった。

【取材協力】
ラスベガス観光局

https://www.visitlasvegas.com/

小野アムスデン道子 (おの アムスデン みちこ)

ロンリープラネット日本語版の立ち上げより編集に携わったことから、ローカルグルメや非日常の体験などこだわりのある旅の楽しみ方を発信するトラベル・ ジャーナリストへ。エアライン機内誌、新聞、ウェブサイトなどへの寄稿や旅番組のコメンテーター、講演などを通して、次なる旅先の提案をしている。
Twitter https://twitter.com/ono_travel

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2018.06.26(火)
文・撮影=小野アムスデン道子