周りの人を巻き込むような美しさを
そういう意味で、今まさに革命を起こそうとしているのが、ポーラV リゾネイティック クリーム。大人は自分ばっかりキレイになって自分だけ幸せになるのではいけない、もっと周りの人を巻き込むような美しさを持たなければ。美しさ若さにも社会性を備え、誰かを幸せにし、誰かに勇気を与えるものでなければダメなのだと提唱。そこで、他者を心地よくする顔とはどんな顔かを調査研究し、ひとつの結論を得たのだ。
それが目の下から頰の中央に丸い膨らみがある顔。上向きの明るい印象の顔であることはもちろん、頰が痩せて貧弱な顔は人にあまり好かれないという結果を受けて、皮下組織から肌を持ち上げ、ふっくら丸い上向きの頰を備えた微笑み顔を作る独自の最先端処方を実現。世界初“対人関係を良くするためのエイジングケア効果”を確立したのだ。
起き上がりこぼしとやじろべいのように乗っかっているスパチュラはトンボか、洋梨のヘタか、毎日毎日気持ちを上げてくれるオブジェのようなボトルもとんでもなく新しい。まさに、化粧品の絶対未来を形にしたクリーム誕生だ。
そう、化粧品はまさにこの先そこへ向かっていけばいいのだ。自分も人も社会も世の中も、全部幸せにする化粧品、そんな未来が今始まる。
齋藤 薫 (さいとう かおる)
女性誌編集者を経て美容ジャーナリスト/エッセイストに。女性誌において多数のエッセイ連載を持つほか、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザーなど幅広く活躍。『“一生美人”力』(朝日新聞出版)、『なぜ、A型がいちばん美人なのか?』(マガジンハウス)など、著書多数。近著に『されど“男”は愛おしい』(講談社)がある。
Column
齋藤 薫 “風の時代”の美容学
美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザーなど幅広く活躍する、美容ジャーナリスト・齋藤薫が「今月注目する“アイテム”と“ブランド”」。
2017.10.26(木)
文=齋藤 薫
撮影=釜谷洋史