この冬の暖房器具は何を使えばよい?

 夏と冬の電気代が高くなるのは冷暖房器具を使用するからです。暖房器具というと、石油ファンヒーター、ガスファンヒーター、電気ストーブ、エアコンなど色んな手段があります。実際に木造10畳で、1日8時間使用するケースでコスト比較をしてみましょう。

 ガスファンヒーターを使用する際のガス・電気代の目安は約115円です(東京ガスホームページより)。

 石油ファンヒーターの場合、電気代は11~22円(最小~最大)程度と安価ですが、灯油代が50~265円(最小~最大)程度と高コストになります(18L当たり1609円で計算/2011年10月3日全国平均/石油情報センター。電気代や燃料コストの計算は消費電力や燃料消費量をメーカーホームページより参照し計算)。

 オイルヒーター、カーボンヒーターなど電気ストーブ系列は消費電力が高めになります。私が持っているオイルヒーターの消費電力は1500Wで、8時間使用した際の電気代は約264円になります。

 エアコン(暖房)の電気代は約211円程度になります(運転時の消費電力が1200Wの場合)。

 コスト面で考えるとガスファンヒーターが有利になります。また、部屋の中でもしっかり着込んで暖かい飲み物をたくさん飲み、エアコンの温度を低めに設定することも大切です。

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2012.02.05(日)
text:Yoko Hanawa
photographs:Atsushi Hashimoto