ますます寒さが厳しくなってきました。いくら寒いといっても、この冬は節電しなくてはなりませんし、電気代も少なくしたいところです。また水道代、ガス代については、意外と気にしていない人が多いのではないでしょうか?
電気代の節約は効果の高いところから
まずは電気代の節約から。電気代の節約というと、こまめに照明やPCを切ったりすることを考え、「つらい」というイメージがあるかもしれません。しかし、実は効果の高いところを重点的におさえていけばよいのです。
家電製品には「消費電力(W)」というものが表示されています。例えば、オイルヒーターの消費電力は1500W、照明器具の消費電力は60Wなどというものです。同じ時間だけ利用する場合、消費電力の高い家電製品のほうが電気代は高くなります。オイルヒーターは照明器具の25倍になりますね。
そこで、電気代に大きく影響を与える「消費電力(W)」が高い家電製品の使い方を気にすればよいわけです。冷暖房器具、乾燥機、温水洗浄便座、ドライヤーなどの熱を発する家電製品は「消費電力(W)」が高い傾向があります。こうした家電製品を使う時間を短くする、便座ヒーターの代わりにカバーを利用するなどの代替手段を考えることが電気代を節約するコツです。
2012.02.05(日)
text:Yoko Hanawa
photographs:Atsushi Hashimoto