エビ、カニ、チキン……どれも美味しい!

手前がイカン・レバム。皮が固く、脂の乗った身は弾力があり、これまで味わったことのない白身魚。

 バーベキューでは炭火で焼いた地元料理がずらり! チョロチョロという香辛料ソースを付けていただくエビやカニ、チキンなど、どれも美味! 中でも旧正月にいただくイカン・レバムという白身魚は、まるで鶏肉のような食感で、生まれて初めての味!

両岸にマングローブの林が迫る川をのぼり、ホタルを観賞するツアー。

 このツアーを企画しているのは、リザールさんと日本人の奥様のIKUMIさんが切り盛りしているルマビンタンという現地旅行社。ホタルを見るリバークルーズに申し込んだのがきっかけで、知り合いになりました。このホタル・ツアーも、全天できらめく星と、川の両岸で明滅するホタルの光に包まれ、幻想的。ホタルと星の光は涼やかな感じが似ているのですね。

ヤンさんという人が主人公のビデオが日本語授業の教材でした。映像で猫が出てきて、このセリフ。リピート アフター ビデオです。
校長先生までいらっしゃって、みんなで記念撮影。

 IKUMIさんには、ディープなビンタン島をたくさん見せてもらいました。

 印象深かったのは、日本語の弁論大会で4年間上位を占めているSMK NEGERI 1 TANJUNGPINANG(第一職業高校)への訪問。日本語指導を行っているアルカンドリ先生をはじめ、日本語が達者なデニー君、ケリソン君、アディフィア君が学内を案内してくれました。日本語の授業も参観させてもらいましたが、生徒たちの瞳のきらきらしていること!

トリコラビーチに滞在するなら、送迎付きのホテルを。こちら、ビンタン・スパ・ヴィラは水上コテージがアジアン・プライス(!?)で手頃に滞在できます。

 ちなみに、トリコラビーチに面したビンタン・スパ・ヴィラはBBT埠頭までの送迎や朝食付き。海を一望するテラスにジャグジーを置いた水上コテージの「ジャグジー・オーシャン・スイート」も、アジア価格でリーズナブル。最初からココにすれば、よかった!

トリコラビーチ
●アクセス シンガポールからフェリーでBBT埠頭へ約1時間。そこから車で約1時間
●おすすめホテル ビンタン・スパ・ヴィラ
http://www.bintanspavilla.com/

【取材協力】
ルマビンタン

http://rumah-bintan-travel.com/

古関千恵子 (こせき ちえこ)
リゾートやダイビング、エコなど海にまつわる出来事にフォーカスしたビーチライター。“仕事でビーチへ、締め切り明けもビーチへ”をループすること1/4世紀あまり。世界各国のビーチを紹介する「世界のビーチガイド」で、日々ニュースを発信中。
「世界のビーチガイド」 http://www.world-beach-guide.com/

Column

古関千恵子の世界極楽ビーチ百景

一口でビーチと言っても、タイプはさまざま。この広い世界に同じ風景は一つとして存在しないし、何と言っても地球の7割は海。つまり、その数は無尽蔵ってこと? 今まで津々浦々の海岸を訪れてきたビーチライター・古関千恵子さんが、至福のビーチを厳選してご紹介します!

2016.12.03(土)
文・撮影=古関千恵子