オトナな女性を満足させる上質ホテル

2015年、「フォーブス・トラベルガイド」の「10 Triple Five-star Hotels in the World」に選ばれた「バンヤンツリー・マカオ」。旅慣れた女性にもファンの多いラグジュアリーホテルだ。

 大型のカジノやラグジュアリーホテルが続々オープンし、話題を集めるコタイ。でも、半島部のホテルに比べると世界遺産めぐりにはアクセスが不便なこと、人工的なエリアのためポルトガル風情やローカルの雰囲気が感じられないのは、せっかくマカオに来ているのに、ちょっと惜しい。

 コタイにステイしつつマカオらしさを感じるのなら、タイパの繁華街、タイパビレッジに最も近い「ギャラクシー・マカオ」内のホテルに泊まるのが賢い選択。

コタイの中で最もタイパビレッジに近いIR「ギャラクシー・マカオ」。このリゾート内にある「バンヤンツリー・マカオ」からタイパビレッジまでは徒歩5分ほど。

 フロントからタイパビレッジまで徒歩約5分の「バンヤンツリー・マカオ」は、全246室のスイートと、10棟の戸建てのヴィラからなるラグジュアリーホテル。すべてのスイートに室内リラクゼーションプール、ヴィラにスイミングプールと庭園を備えた、マカオ随一の都市型リゾートだ。

全てのゲストルームに室内プールを備えた「バンヤンツリー・マカオ」。窓の外には、コタイの煌く夜景が。

 ここではぜひ、プールサイドの優雅なカバナを貸し切ってリゾート気分を満喫したい。カバナサービスには、モエ・エ・シャンドンのシャンパンボトル1本と食事1,000パタカ(約12,700円)分が含まれている。水着でくつろぎながらそのまま食事もできるし、プールサイドでプチパーティー! というのも可能。メニューも、ハンバーガーなどの軽食からアジア料理、洋食、デザートまでとバラエティー豊かだ。

カバナを一日貸し切る「Cabana Chill-Out」は1日1,800パタカ(約22,900円)。4名を超える場合は、一人につき追加料金300パタカ(約3,800円)。

 アジアで展開しているバンヤンツリーならではの体験もできる。タイ商務省が海外のタイ料理レストランに与える最も栄誉ある賞「タイ・セレクト・プレミアム」を受賞したダイニング「サフロン」でのタイ料理教室だ。「マカオでタイ料理?」と思うかもしれないが、教えてくれるのは名ダイニングのシェフ。貴重な直伝のレシピは、帰国後も大いに役立ちそうだ。

ダイング「サフロン」でのタイ料理教室は一人698パタカ(約7,600円)。レシピ本と修了証書付き。

澳門悦榕庄(バンヤンツリー・マカオ)
所在地 澳門銀河 城聖德母灣大馬路
電話番号 08883-6888
http://www.banyantree.com/en/cn-china-macau

【日本での予約・問い合わせ先】
バンヤンツリー ホテルズ&リゾーツ

フリーダイヤル 0120-778-187

2016.10.05(水)
文・撮影=芹澤和美