名だたる豪華ホテルが立ち並ぶコタイにオープン

コタイストリップ沿いにそびえるセントレジス・マカオ、コタイセントラル。世界で36番目のセントレジスだ。

 マカオ南部のコロアネ島とタイパ島を結ぶコタイ・エリアは、名だたる豪華ホテル群やショッピングやカジノなどのエンターテイメントを凝縮した、華やかな新興エリア。そのコタイストリップを一望するロケーションに、2015年12月18日、「セントレジス・マカオ、コタイセントラル」が開業した。

格調高い印象のエントランス。マカオ国際空港やタイパフェリーターミナルから車で10分以内。

 羨望のホテルブランド、セントレジスの伝説が始まったのは、1904年のこと。ジョン・ジェイコブ・アスター4世の命により、セントレジス・ニューヨークが誕生した。

 発明家にして作家であったアスターは贅の限りを尽くした空間に当時の最先端設備をいち早く取り入れ、賓客たちが自分の家のようにくつろげるホテルを作り上げた。そして、カクテル「ブラディマリー」がここで生まれたのも、有名な逸話だ。

エンパイアスイートのベッドルーム。全室にバトラーサービス付き。

 世界で36番目となるセントレジス・マカオ、コタイセントラルは、このホテルグループで最多の400室(うちスイート122室)を誇る。広さ53平方メートルから、477平方メートルまで6タイプ。

文・撮影=古関千恵子