マカオならではのブラディマリーのお味は?

バスルームのミラーには液晶テレビが!

 大理石をふんだんに使ったバスルームにはダブルシンクの化粧台に独立したシャワー&深めのバスタブ。そしてミラーには液晶テレビが埋め込まれている! 特製ルメードゥのバスアメニティーや肌触りの良いバスローブ&スリッパも、優雅な滞在の一助に。

 そして伝統のセントレジスベッドに横たわれば、翌朝、心地の良い眠りをとれた感覚と共に目覚めることができるだろう。ちなみに、枕メニューは予約時に好みを伝えればアレンジもOKだ。

 シック&エレガント、そして格式を感じるセントレジスの滞在に欠かせないのが、バトラーの存在だろう。セントレジスでは全室バトラーサービスが付き、しかもマカオでは初となる24時間対応だ。

 チェックイン時、部屋の説明をひと通り終えた後に、話のついでのように、お茶とお菓子をすすめてくれる。荷解きの手伝いの提案も、さりげない。また、毎朝のモーニングコールの後には紅茶やカプチーノを運んでくれる。1日2着までのプレスサービスをお願いすれば、シークレット・キャビネットを通して、顔を合わすことなく仕上がりが届く。どこまでもスマートな対応だ。

 セントレジスでは全室バトラーサービスが付き、しかもマカオでは最初の24時間対応だ。

落ち着きある風情をたたえたセントレジスバー。ワインやスピリッツもあるが、やはりここはブラディマリーを。

 また、セントレジスといえば、各ホテルでオリジナルのテイストを楽しめる「ブラディマリー」もマスト。セントレジス・マカオでは、“メルティング・ポット”なマカオの歴史的背景を投影した味わいになっている。

ピンク胡椒の実やピリピリソースなど、マカオ・オリジナルの素材を加えたご当地ブラディマリー「マリア・デ・レステ」。

 元祖のブラディマリーに、ピンク胡椒の実(ブラジル)、ピリピリソース(アフリカ)、シナモン(インド)、チョリソー、セロリソルトなどをブレンド。「マリア・デ・レステ(東洋のマリア)」という名のオリジナルカクテルとして、楽しめる。奥深く、複雑な味わいのブラディマリー、ぜひご賞味を。

文・撮影=古関千恵子