ブッシュの中のラグジュアリーなロッジに滞在
贅沢さを保ちつつ、ワイルドライフを感じさせてくれる「サビサビ ブッシュロッジ」。
サファリ体験中に宿泊したのは、クルーガー国立公園に隣接するサビ・サンド私営動物保護区の中にあるラグジュアリーなロッジ「サビサビ ブッシュロッジ」。独立したヴィラタイプのゲストルームは、25室すべてがスイートタイプ。蚊帳付きのベッドといい、窓を開ければブッシュが広がるリビングといい、存分に野生を体感できるロッジだ。
リビングスペースのドアを開けると、すぐそこはブッシュ。もちろん、ゲストの安全は守られている。
ここではチェックインからアウトまで、とてもリラックスして過ごすことができた。「動物保護区内にあるホテルで、不自由はないだろうか」と心配もしていたけれど、居心地は想像以上。
左:チェックイン時に、食べ物のアレルギーなどを記入。右:パブリックスペースのインテリアも南アフリカらしく、気分が盛り上がる!
ホスピタリティも食事も大満足だったけれど、なかでも嬉しかったのは、バスルームが贅沢なまでに広かったこと。夜はキャンドルを灯して一日の疲れをゆっくりととることができたからこそ、万全の態勢でサファリにのぞむこともできた。
日中は外の緑が見える開放的な空間となっているバスルームは、ひとつの部屋のよう。用意されていたバスソルトもとろけるような香りと心地よさ。おかげで、翌早朝からのモーニングサファリも元気に出発できた。
同じ保護区の中には、ほかに3つのロッジがある。それぞれにコンセプトは異なるけれど、ラグジュアリー感や機能面での快適さをしっかりと保ちつつ、インテリアや景観で大自然と一体化しているかのような空間は独特。ここに滞在している間は、日常のことはすっかり忘れてしまっていた。
「サビサビ アースロッジ」はモダンな雰囲気。
左:「サビサビ セラティーキャンプ」のシックな客室。右:「サビサビ リトルブッシュキャンプ」はまさに小さなブッシュ!
建物やサービスこそ贅沢だけれど、ローカルに根付き、地域の文化も大切にしているのもサビサビの素敵なところ。サファリの合間には、地元の村を訪ねるツアーもある。私も参加して、小学校や住宅を訪問。校長先生のお話を聞いたり、子どもたちに熱烈な大歓迎を受けたりと、貴重な時間を過ごすことができた。
村の小学校を訪問。英語も、自分の民族の言葉も話せる子どもたちに感心。
左:住宅街では、地元の女性が伝統衣装で迎えてくれた。右:村に代々伝わる民間療法士。村の中に入ってゆくツアーだからこそ、出会えた方。
Sabi Sabi Bush Lodge(サビサビ ブッシュロッジ)
所在地 Sabi Sabi Private Game Reserve, Sabi Sand Wildtuin, 1350
電話番号 013-735-5656
http://www.sabisabi.com/
※以下、所在地、URLは共通
Sabi Sabi Earth Lodge(サビサビ アースロッジ)
電話番号 013-735-5261
Sabi Sabi Selati Camp(サビサビ セラティキャンプ)
電話番号 013-735-5771
Sabi Sabi Little Bush Camp(サビサビ リトルブッシュキャンプ)
電話番号 013-735-5080
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- staff
- 文・撮影=芹澤和美
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