#103 Alotau
アロタウ(パプアニューギニア)

パプアニューギニアは意外と気軽な旅先!

“金色の羽をもち、風を食べて生きる”という伝説が残る、パプアニューギニアの国鳥、極楽鳥。(C)タワリ・レジャー&ダイブリゾート

 パプアニューギニアというと、“最後の秘境”のイメージだけれど、実は成田から直行便なら6時間50分で行けるって、知っていました? バンコクへ行くのと、ほぼ同じ。しかも2016年7月からは週2便に増便され、ますます便利になりました。

道路がないため、リゾートへはボートでアプローチ。周囲の海はサンゴの群落が広がり、スノーケリングでも幼魚などをウォッチングできます。(C)タワリ・レジャー&ダイブリゾート

 行きやすくなったパプアニューギニア。今回目指したのは、ニューギニア本島の東端に位置する、ミルンベイという湾の中心地アロタウ(玄関口のポートモレスビーから国内線でガーニー空港まで約50分)から、さらに陸路を車で行くこと1時間20分+ボートで15分の、遠路を押しても訪れたいダイビングリゾートです。

植物たちは元気いっぱい。緑も濃厚、サイズもビッグ!
パプアでは自転車のように誰もがもっているという、手作りのカヌー。生活の足です。(C)タワリ・レジャー&ダイブリゾート

 リゾートへ行く道すがら、驚いたのは、ヤシの木の背が高いこと、アダンの木の葉の大きいこと。ちょうど雨季のスコール後だったせいか、密集した熱帯植物のむんむんとする息吹があたりに立ち込めています。生命力がたぎっている感じ。雨が降った後には山間からもうもうと湯気が立ち、まるで山肌が皮膚呼吸しているよう。

ダイバーが築いた夢のリゾート、タワリ・レジャー&ダイブリゾート。子どもたちも、海への冒険にチャレンジ。(C)タワリ・レジャー&ダイブリゾート

2016.08.13(土)
文・撮影=古関千恵子