もうひとつのホテルでもいろいろと楽しめる
多忙なシェフたちを尻目に、スパでマッサージ。
はたまた昼間からバーで一杯ぐびりと、リゾートは楽ちん。
フェスティバルのメイン会場になっているのはベルマーレ・プラージュだが、実はすぐお隣に同じコンスタンスのホテル、ル・プリンス・モーリスがあり、ここのシェフもアイランドシェフとしてコンテストに参加している。期間中のスペシャルディナーは、ル・プリンス・モーリスのダイニングでも開催されている。
2つのホテルを比べるとル・プリンス・モーリスの方が、よりマチュアな雰囲気。どちらも捨てがたい魅力のホテルだが、さらなるラグジュアリーとなるとル・プリンス・モーリスなのかな。
昨年のボキューズ・ドール優勝者、ノルウェーのシェフ・ヨハンセンのディナーが食べられるとあって、コンスタンス・ル・プリンス・モーリスへ。こちら水上レストランで、また趣が格別。
水上ダイニングは何やらフィヨルドを彷彿させて、ノルウェージャンのシェフの料理をいただくにはぴったりかと。
彼は審査員でもあるので、コンテストのことを聞いてみたところ「各ホテルのアイランドシェフたちが、ミシュランスターのシェフたちの胸を借りながら腕を競うなんて、素晴らしいコンテストだね。とても意義深いフェスティバルだと思うよ」とのこと。
2つのコースはいずれも18ホールのチャンピオンシップ・ゴルフコース。ま、プレーするなら早朝か夕刻が当然、オススメです。
ちょっとホテルに話を戻すと、ここモーリシャスにはコンスタンス系列の18ホールの本格的なゴルフコース「レジェンド」と「リンクス」がある。どちらも美しいグリーンのコースだが、何と宿泊客はグリーンフィーが無料。ゴルフ好きにはたまらんホテルであることもつけくわえておこう。ふだんゴルフをしない人も、ここならゆったりプレーできるので、試してみてもいいかもしれない。
コンスタンス・ル・プリンス・モーリスの客室もシンプルシックを基調に、ほっこりファブリック。
セラーの充実っぷりはなかなかすごくて、2万5000本のワインが眠っている。日本酒も何種類かありました。
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- 文・撮影=大沢さつき
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