三宅一生の服づくりを一挙にたどる
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三宅一生が初めてパリコレクションに参加したのは1973年のこと。以来、これほど長く第一線に立ち続けるデザイナーもなかなかいない。
1枚の布から服をつくることを追求し、ときに素材そのものの考案からデザインを進め、人間の身体を中心に据えて発想してきた三宅一生のこれまでの服づくりを一挙にたどれる展覧会。初期から最新プロジェクトまで、実作をこの目で見られる機会は貴重だ。
『MIYAKE ISSEY展 : 三宅一生の仕事』
会場 国立新美術館(東京・六本木)
会期 2016年3月16日(水)~6月13日(月)
料金 一般1,300円(税込)ほか
電話番号 03-5777-8600(ハローダイヤル)
URL http://2016.miyakeissey.org/
2016.03.19(土)
文=山内宏泰
CREA 2016年4月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。