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本の話
私の物語を読む 『星のように離れて雨のように散った』(島本 理生)
小説は、大学院で文学を研究する二十代の女性、春のごく穏やかな一日を描いて始まる。 夏休み中の大学の光景、同級生との修士論文についての会話、美術館で待ち合わせ…
2023/10/03
石田衣良が語る、シリーズが長続きする秘訣――「池袋ウエストゲートパーク」はいわば美味しいパスタ
石田衣良さんが「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞したのは、1997年秋のこと。そして受賞作を含む単行本でデビューを果たすや人気を博…
2023/10/02
青春にケリをつけた先の人生とは――『青春をクビになって』(額賀 澪)
高校の部活や、大学スポーツなどをテーマに、数々の青春小説を書いてきた額賀澪さんの最新作は、なかなかに衝撃的なタイトルとなった。「最初は叩き台のつもりで出した…
2023/09/22
“百年後の世界でも、はぐれた子どもをキャッチする”作家・辻村深月のたしかさ
――だだっぴろいライ麦畑みたいなところで、小さな子どもたちがいっぱい集まって何かのゲームをしているところを、僕はいつも思い浮かべちまうんだ。何千人もの子ども…
2023/09/21
国が戦争をしていても家族の日常は続く『かたばみ』(木内 昇)
かたばみは、クローバーに似た3つの葉が寄り添う、繁茂力の強い植物。このタイトルの通り、妻と夫と子が家族というユニットになり、家族と家族がまた集まって戦中戦後…
2023/09/19
東大、京大などの入試問題から、現代の諸問題を考える手がかりになる日本史の良問を解説!
筆者が高校や予備校の教室で問題演習の授業をするとき、常に心がけているのが、「楽しそうに問題を解く」ということです。時おり「これは良い問題だ」という言葉を挟み…
2023/09/18
離婚からはじまるアラフォー女性の人生探しの物語を高校生はどう読むか千早茜さん『マリエ』読書会
離婚からはじまるアラフォー女性の人生探しの物語を高校生はどう読んだか『しろがねの葉』で第168回直木賞を受賞した千早茜さん。最新刊『マリエ』は40歳を目前に離…
2023/09/15
平安王朝最強の実力者・藤原道長 彼は『源氏物語』の誕生にいかに関わったか?
『御堂関白記』は何故に貴重か? 二〇一一年五月十一日、藤原道長が記した『御堂関白記』が『慶長遣欧使節関係資料』と共に、日本政府から初めて国際連合教育科学文化機…
2023/09/13
戦国ウンチク&どんでん返し7連発!『化かしもの 戦国謀将奇譚』
戦国の世は「武」のみならず「智」の戦いの時代でもあった。簑輪諒さんの新作『化かしもの 戦国謀将奇譚』では、武田信玄、羽柴秀吉、長宗我部元親、島津歳久ら様々な…
2023/09/11
“恋愛も歳を取る”って!? 益田ミリ新刊『ヒトミさんの恋』に届いた書店員の方々の感想
「沢村さん家のこんな毎日」沢村さんちの一人娘・ヒトミさん(40)が14歳年下の後輩に恋をした、甘くて苦い大人のラブストーリー『ヒトミさんの恋』。本書をいち早く…
2023/09/08
私も主人公と同じように 円満離婚しました―― 『マリエ』(千早茜)
『しろがねの葉』で第168回直木賞を受賞した千早茜さん。最新作『マリエ』は、40歳を前に離婚した女性・桐原まりえが主人公の長編小説だ。「私も、まりえと同じよう…
2023/09/07
人類の英知を「発酵博士」が解説!『発酵食品と戦争』(小泉 武夫)
第二次世界大戦は日本の敗戦で終った。国民は戦争の恐怖からとりあえず逃れたものの、それからの生活は困窮を極めた。とりわけ大戦の終盤から終戦後しばらくの間は、食…
2023/09/06
「いいの、書いた!」と思えた作品 最新作『八月の御所グラウンド』に 万城目 学さんが込めた思いとは
多部未華子さん主演でドラマ化された『鹿男あをによし』や、綾瀬はるかさん主演で映画化された『プリンセス・トヨトミ』をはじめ、歴史をモチーフにしたり、現実と非現…
2023/09/05
千早茜さん新刊『マリエ』発売記念千早茜さん×村山由佳さんによる「恋愛小説」書き方講座が開催!
千早茜さんの最新長編『マリエ』(文藝春秋)が8月25日に発売されます。本作の発売を記念して、作家としての大先輩であり、ふだんから親交の深い村山由佳さんをお招き…
2023/09/04
読んでいる時間が楽しければ、 それでよし!? 『忘れながら生きる 群ようこの読書日記』(群 ようこ)
二〇〇〇年に出たこの本をあらためて読んでみると、びっくりしたことがいくつかあった。なかで四十三歳になってびっくりしていると書いていて、それを読んだ、現在六十…
2023/08/31
歴史上、成功したナンバー2は誰か? 『はじめは駄馬のごとく〈新装版〉 ナンバー2の人間学』(永井 路子)
城山 私は、関白藤原道長というのは完全にナンバー1(ワン)型の人間だと思っていたのですよ。「此の世をばわが世とぞ思ふ……」などと歌い、栄耀栄華を尽しています…
2023/08/30
トリヴィアル・ファントム論『盲剣楼奇譚』(島田荘司) マジシャン山岸 塁が語る魅力
島田荘司が小説を書かなければ、わたしは“わたし”ではなく、そして“わたし”がいなければ、本書『盲剣楼奇譚』は存在していなかった――かもしれない。 人口わずか…
2023/08/29
私のゲーム遍歴と、『二百十番館にようこそ』
〇〇バカ大集合ものが大好き。例えば、「特攻野郎Aチーム」とか「オーシャンズ11」とか「七人の侍」とか。一芸に秀でた、でもそれ以外はダメな人たちが集まって、チ…
2023/08/28
「書く」ということへの畏れ――吉村昭作品が読み継がれる理由『帰艦セズ〈新装版〉』(吉村 昭)
吉村昭氏の小説は常に、静かな声で語られる。戦争をテーマとする作品では、ときに無残な死が描かれるが、非日常の異様な状況や心理に迫るときも、決して声高になること…
2023/08/18
ただ一度の夏を全力で過ごす若者たち『この夏の星を見る』(辻村深月)
「星はロマンがあっていいな、くらいの気持ちで、実際に高校の科学部や観測部の生徒さんや先生に取材を始めたら、予想以上にガチで理系の領域だとわかり青くなりました(…
2023/08/16
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『CREA』2025年春号(通常版)に関するお詫びと修正版PHOTO CARD送付のご案内
2025.3.13
「CREAかわいいニャングランプリ2025」個人情報に関するお詫びとご報告
2024.12.30
CREA2025年冬号の記事にて お詫びと訂正がございます
2024.12.6