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本の話
「やる気」「使命感」「執着心」 3無しの人間が天下を獲れた訳とは? 『極楽征夷大将軍』(垣根涼介)
『極楽征夷大将軍』と聞いて、多くの読者は誰を思い浮かべるだろうか。 垣根さんが新著で描いたのは、室町幕府の開祖・足利尊氏。「日本史に名を刻む武将の中で、おそら…
2023/06/08
震災を経て、19年ぶりの刊行 『噴怨鬼』刊行に寄せて
ようやく刊行の暁となった『噴怨鬼』。去年の10月にしんぶん赤旗日曜版の連載を終え、それこそ首を長くして待ち望んでいたものである。これは私がこれまで小説の中で…
2023/06/07
生れてくる子の名前を考えつつ 町の揉め事に立ち向かう!?―― 『おやごころ』(畠中恵)
畠中恵さんの人気時代小説「まんまこと」シリーズ。待望の新作では、主人公の麻之助がついに父親となり、生まれてくる子の名を考えつつ、町の揉め事に立ち向かっていく…
2023/06/06
人間への深い洞察力と詩情にあふれた 新たなハードボイルド小説の誕生 『父を撃った12の銃弾』
読み方としては邪道かもしれないが、二年ぶりに再読するにあたり、父親ホーリーの過去の章、すなわち「銃弾#1」から「銃弾#11」まで読んでから、冒頭にもどり、娘…
2023/06/05
徹底した悪のキャラクター「禿鷹」に わたしが感情移入しなかった理由 『兇弾 禿鷹V』(逢坂 剛)
禿鷹のシリーズを書き始めたのは、一九九〇年代の末期に近いころ、つまり四半世紀も前のことだ。 それよりもさらに前、一九九〇年代の前半あたりから大沢在昌、今野敏…
2023/06/02
ちっぽけだけどかけがえのない人生が 宇江佐作品の中で輝き、読み継がれる『蝦夷拾遺 たば風』(宇江佐 真理)
本作のサブタイトルは蝦夷拾遺。 作者自身のあとがきにあるように、「かつての北海道と何らかの関係のある」六編が収められている。また、函館出身の宇江佐さんの「郷…
2023/06/01
ごはん作りが苦手な著者が、 料理がテーマの小説に挑戦した理由 『料理なんて愛なんて』(佐々木 愛)
『料理なんて愛なんて』の単行本が出たとき、周りの人に「私はこの主人公ほど料理が嫌いなわけではない」というようなことを、言って回ってしまいました。才能がありそう…
2023/05/31
これぞまさしく真正の青春小説 『青春とは、』(姫野 カオルコ)
羨ましい。 この高校に通っている主人公たちが、である。『青春とは、』の舞台は一九七〇年代半ば。滋賀県の公立進学校に通う乾明子の目を通して、高校生活が描かれる…
2023/05/30
直木賞受賞の人気シリーズ新作が 17年ぶりに登場! 著者がヒット作を 封印し、そして復活させた理由とは
奥田英朗さんは2004年に『空中ブランコ』で直木賞を受賞。トンデモ精神科医・伊良部一郎が暴走するこの作品は、〈伊良部シリーズ〉として累計290万部を誇る人気…
2023/05/29
妊婦のワクチン啓発で気づいたこと 『ソーシャルジャスティス 小児精神科医、社会を診る』
科学を無視したコロナ禍のアメリカでの妊娠 2020年、私は渡米14年目の医師として、また妊婦として、新型コロナパンデミックを経験しました。 アメリカのコロナ対…
2023/05/19
崎陽軒の経営理念とは? 真のローカルこそが世界基準に なり得る。野並直文社長(現会長)
文春新書の新刊『逆境経営』(税込・1,155円)は、グローバリズムの波に翻弄される日本社会にあって、実直に、そしてしたたかに歴史を重ねてきた日本企業14社のあ…
2023/05/18
ほしのディスコ『星屑物語』を読んだ読者からの応援メッセージ 「自然と涙がこぼれました」
お笑い芸人パーパー・ほしのディスコさんが、これまで隠してきた素の自分をさらけだして綴った自伝的エッセイ『星屑物語』に、「たくさんの人に読んでほしい」という応援…
2023/05/16
お酒が飲めない人でも没入できる 『BOOKSのんべえ』(木村 衣有子)
お酒が弱い自分にとって、お酒が出てくる文学というのは決して自分が体験できない世界だ。それはいつも憧れの対象でもあり、同時に疎外感を感じるものでもある。だから…
2023/05/15
あなたは人生の最後に何を聴きたい? 久世光彦が選ぶ 「マイ・ラスト・ソング」
TBSの演出家として「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」「ムー一族」などを手がけた久世光彦さん。そのドラマのなかでは、昭和の歌謡曲やフォークソング、アメリカのポ…
2023/05/12
学術書を売る本屋の目から見た 江戸時代の豊かさ―― 『本売る日々』(青山文平)
「あらかじめゴールの形が決まっている物語というのは、人の生きている姿ではないと思う。時代ものを書くからには、型に当てはめた方がいいのかもしれないけれど、人が生…
2023/05/11
清志まれ(いきものがかり水野良樹) の2作目は「王様のブランチ」でも太鼓判。心を揺さぶられる一冊に。
「部屋は見知らぬ誰かに引き継がれ、新しい記憶を積み重ねていく。それってすごく不思議なことだと思ったんです。その時の感覚から、場所や物について、登場人物が異なる…
2023/05/10
『黛家の兄弟』で山本周五郎賞を受賞 いま注目の砂原浩太朗が最新作を語る
『高瀬庄左衛門御留書』で本屋が選ぶ時代小説大賞などを、『黛家の兄弟』で山本周五郎賞を受賞し、いま最も注目される作家の最新作『藩邸差配役日日控』。 主人公の里村…
2023/05/09
注目の現役弁護士作家の挑んだ 特殊設定リーガル・ミステリー 『魔女の原罪』(五十嵐律人)
デビュー作『法廷遊戯』から、気鋭のリーガル・ミステリー作家として、話題作を刊行してきた五十嵐律人さん。現役の弁護士ならではの時代に寄りそう作品で、最新作『魔…
2023/05/08
呉勝浩×有栖川有栖 初対談!「だからミステリーは面白い!」
『このミステリーがすごい! 2023年版』で呉さんの『爆弾』は第1位、有栖川さんの『捜査線上の夕映え』は第3位にランクイン! ミステリーの面白さを更新し続ける…
2023/05/05
ドイツのベストセラー作家が放つ 「多重どんでん返し」のカタルシス 『座席ナンバー7Aの恐怖』
ミステリ作家とは読者を騙すことを生き甲斐としている人々だが、中でも、一作の中で一度騙すだけでは満足できず、これでもかとばかりに多重どんでん返しを仕掛けてくる…
2023/05/04
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「上裸の女性が飛び跳ねながら奇声を上げて入ってくると思いきや…」つづ井が『霧尾ファンクラブ』サイン会で目撃した意外な光景
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『CREA』2025年春号(通常版)に関するお詫びと修正版PHOTO CARD送付のご案内
2025.3.13
「CREAかわいいニャングランプリ2025」個人情報に関するお詫びとご報告
2024.12.30
CREA2025年冬号の記事にて お詫びと訂正がございます
2024.12.6