頑丈で軽いメラミン皿は、マレーシアの屋台でおなじみ。複数の料理がワンプレートにぎゅうぎゅうに盛られているカオスな感じも現地そのもの。 カレーは6種あり、そこから2種選ぶ。右から、チキン、エビイカ、季節野菜、ダール・フライ、短角牛、ダッグマサラ(期間限定)。スパイスの風味は濃厚だが、辛さはマイルド。 料理が目の前に並んでいるので、実際に見て選ぶことができる。 会計はサンドイッチチェーン「サブウェイ」と同じスタイル。料理が全て盛られたら、会計を済ませ、プレートを受け取って席に着く。 ワンプレートで楽しむのが基本で、追加もできる。組み合わせでさまざまな味が楽しめるので、毎日通っても飽きない。 エッグ・ナシカンダール 1,200円。スパイスオイルに漬け込んだ半熟卵、ココナッツミルクでマイルドに仕上げたイカカレーは素揚げのエビ付き。手前右はひよこ豆のダール・フライ(追加は450円)。 フィッシュ・ナシカンダール 1,550円。さくっと軽い食感の揚げ魚、驚くほどやわらかな短角牛カレーはジャガイモにも味が染みている。ちなみに、オクラともやしはナシカンダーの定番のトッピングで無料サービス。 スパイスに漬け込み、低温調理で仕上げたグリルチキン。肉質はしっとりとしていて柔らかく、皮目はパリパリで香ばしい。(写真は追加注文の場合で350円)。 スパイスの衣をまとったラム肉カトゥレット。ラムのガツンとした力強さに、カレーリーフのさわやかな香りが絶妙。(写真は追加注文の場合で550円)。 「ゼロワンとゼロツーはコンセプトが違うので、似た料理はあっても同じ料理はありません。どちらも僕が現地でうまい! と感動した味です」とまるちゃん。 店内は全面窓ガラスで開放感がある。1人でサッと食べられる気楽さもいい。 どの料理も持ち帰りOK。バナナの葉を皿にして食べると、これまたマレーシアに瞬間移動したような気分になる。 店内を彩る絵は、インドユニット「マサラワーラー」の武田尋善さんが描いたもの。店内の奥、「ツインタワーを占拠するオランウータンとマレーグマとマレーバク」も必見。 マレーシア感満点のゼロツーの店内。