元日向坂46のメンバーで、現在は映画やドラマやバラエティなど俳優やタレントとして活躍している齊藤京子さん。日本とタイの共同制作、チャンプ・ウィーラチット・トンジラー監督による映画『(LOVE SONG)』では、森崎ウィンさん演じるソウタと、Snow Manの向井康二さん演じるカイの恋を見守るやさしい友人・ヒカリを演じています。
日タイ共同制作の撮影現場で感じたこと、役作りについて、そして好物や美容などライフスタイルまで。俳優として多忙な日々を送るなか、自身をベストな状態に高める工夫や心のもちようをお聞きしました。
いきなり本番! タイの映画制作が新鮮でした
――今回、『(LOVE SONG)』で演じられたヒカリという役は、さっぱりとした面倒見のよいキャラクターで、⿑藤さんと雰囲気が合っていますね。役作りはどのように進められたのでしょうか。
ヒカリは森崎さん演じるソウタの大学時代からの友人なので、仲の良い感じをだすことを意識していました。森崎さんとは今回初めてご一緒させていただいたので、長い時間を共有してきたように見える演技を心がけました。
――共演者の皆さんとの印象に残っているエピソードがありましたら教えてください。
おふたり(森崎さんと向井さん)とも本当に優しくて、撮影が始まる前からいろいろ教えていただきました。今回は日本とタイの共同制作だったので、タイの撮影現場はこういう感じだよとか、たくさんお話ししてくださってすごくありがたかったです。
――タイとの共同制作による撮影現場で印象に残ったことはありますか。
日本ではリハーサルとテストをしてから本番に臨むのが基本ですが、タイではいきなり本番ということが多くて。それがすごく新鮮でした。そういう「1発でいくぞ」みたいな空気感が個人的にはけっこう好きでした。
――良い緊張感で集中力も高められるのかもしれませんね。完成した作品をご覧になって、どう感じられましたか。
私はタイパートの撮影に参加していなかったので、どうなっているのかずっと気になっていました。実際に完成した作品を観たら、タイの街並みや色彩の迫力が本当にすごくて。映像美が圧巻でした。
――お気に入りのシーンはありますか。
ソウタとカイのすれ違いや、ときめきが詰まったシーンなどはやっぱり素敵ですね。また、ソウタがタイに行く前に、会社の会議室で及川さん演じるジンさんと一緒にみんなでソウタに「がんばって!」というシーンがユニークでお気に入りです。
――森崎さん演じるソウタがちょっと躊躇しながらも「タイに行きます」と決断して、会社の仲間たちがみんなで鼓舞するあたたかくて楽しいシーンですね。
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- 文=あつた美希
撮影=鈴木七絵
ヘアメイク=栢木真弓
スタイリスト=川﨑加織 - INTERVIEWEE
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齊藤京子
