うねうね腰を振るハンマーヘッドの大群が登場!

6~11月はジンベエザメのシーズン。運が良ければ、垂直に身を立てて捕食するシーンが見られるかも。

 ハッピーなアシカとの触れ合いから一変して、ボートで約3時間30分のエル・バホはハードコアなイメージ。

 海の色が心なしか、茶色く濁ってみえるほど、栄養豊富な海の中を、うねうねと腰を振りながらハンマーヘッド(シュモクザメ)の大群が登場。遥か遠くにいるダイバーたちもガッツポーズをしているあたり、どうやら100頭くらいの巨大な編隊だったのでは?

 そして水面での休憩中もジンベエザメが登場し、休んでいる間もないくらい。

碁盤の目のように整備されている、ラパスの中心地。

 巨大なフィッシュ・トラップのコルテス海。魚ばかりか、ダイバーもその魅力にかかってしまうようです。

大興奮のダイビングの後は、タコスとセルベッサ(ビール)で乾杯!

ラパス
●アクセス サンホセデルカボから車で約3~4時間。またはメキシコシティから空路でラパスへ。ラパス空港から車で約30分
●おすすめステイ先 ラ・コンチャ・ビーチリゾート
URL http://www.laconcha.com/en

【取材協力】
ワールドツアープランナーズ

電話番号 03-5425-7711(東京・神奈川・千葉・埼玉)/0120-53-7355(その他の地域)
URL http://www.wtp.co.jp/

古関千恵子 (こせき ちえこ)
リゾートやダイビング、エコなど海にまつわる出来事にフォーカスしたビーチライター。“仕事でビーチへ、締め切り明けもビーチへ”をループすること1/5世紀あまり。世界各国のビーチを紹介する「世界のビーチガイド」で、日々ニュースを発信中。
「世界のビーチガイド」 http://www.world-beach-guide.com/

Column

古関千恵子の世界極楽ビーチ百景

一口でビーチと言っても、タイプはさまざま。この広い世界に同じ風景は一つとして存在しないし、何と言っても地球の7割は海。つまり、その数は無尽蔵ってこと? 今まで津々浦々の海岸を訪れてきたビーチライター・古関千恵子さんが、至福のビーチを厳選してご紹介します!

2016.01.23(土)
文=古関千恵子
撮影=鍵井靖章