表情を堪能したいレオナルド・ダ・ヴィンチの絵画

レオナルド・ダ・ヴィンチ《糸巻きの聖母》1501年頃、バクルー・リビング・ヘリテージ・トラスト (C)The Buccleuch Living Heritage Trust

 レオナルド・ダ・ヴィンチを古今東西で最高峰の画家たらしめているのは、現存する真作絵画が極端に少ないこともその一因だ。希少価値は一層増すし、《モナ・リザ》《岩窟の聖母》と名作ばかりが残ることに。

 そのひとつ、円熟期の油彩画《糸巻きの聖母》が東京へやって来る。聖母と幼子イエスのポーズ、表情の迫真性はさすが圧倒的。間近でじっくり堪能したい。直筆ノート『鳥の飛翔に関する手稿』なども展示。

特別展『レオナルド・ダ・ヴィンチ 天才の挑戦』
会場 東京都江戸東京博物館(東京・両国)
会期 2016年1月16日(日)~4月10日(日)
料金 一般1,450円(税込)ほか
電話番号 03-3626-9974
URL http://www.davinci2016.jp/

山内宏泰(やまうち ひろやす)
ライター。美術、写真、文芸その他について執筆。著書に『写真のフクシュウ 荒木経惟の言葉』(パイインターナショナル)、『上野に行って2時間で学びなおす西洋絵画史』(星海社新書)など。「写真を読む夜」「provoke project」など写真に関するイベントも定期的に開催。

Column

山内宏泰のこの1枚に会いたい!

美術、写真、文芸その他について執筆するライター、山内宏泰さんがナビゲート。いま見逃せない美術展をテーマに沿ってご紹介する、アートの“ななめ歩き”の提案です。

 

2015.12.19(土)
文=山内宏泰

CREA 2016年1月号
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この記事の掲載号

冬にしたいふだんのこと、と映画

CREA 2016年1月号


冬にしたいふだんのこと、と映画

定価780円