カフェでは「養風あんみつ」を
カフェで、ぜひ味わいたいのが「養風あんみつ」。渡部さんがていねいに炊いた粒あんに、赤穂の塩で塩ゆでした赤えんどうを使っています。吉野の本葛を使った葛餅と紅麹入りの寒天も手作りで、アイスクリームも黒蜜も自家製。なんと、白玉は、注文があってから丸めてゆがき、湯気が上がった状態で運ばれてくるのです。旬のフルーツは別皿にたっぷりと。桑の葉茶や熊笹茶など本日の自然茶が付いた満足度の高いメニュー。和の甘味屋さんを超えるおいしさにびっくり。
「養風あんみつ」は春と秋の2回提供するメニューで、2015年の秋は9月17日(木)から始まります。寒くなったら、穀琲がセットで付く「養風ぜんざい」も登場するそうです。
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ウイーンの伝統菓子「シュトゥルーデル」をアレンジした”養菓子”も発見。固定種の木村式自然栽培のたまねぎと、徳島の阿波美豚を生地で包んでソルト蒸しにした「オニオン」、同じく徳島の阿波美豚をキャベツと蒸して、化学調味料・カラメル不使用のお好み焼きソースをかけた「おこのみ」、徳島の阿波美豚の無添加ベーコンとエリンギとシメジをレモン蒸しにした「ベーコンきのこ」の3種類があります。
どれも、しっかりしたシュトゥルーデルの生地で具材を包んで蒸し焼きにしているから、旨みがぎゅっと凝縮。油分がないので軽やか。シンプルな味わいに感動します。オープンから11時30分までは、焼き立てを飲み物やフルーツとセットで楽しめるのもいい。このデリカシュトゥルーデルはテイクアウトもOKです。
元々の「アップルシュトゥルーデル」もケーキのショウケースの中にありました。リンゴにたっぷりのクルミの食感が加わって、印象的な一品です。
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2015.08.30(日)
文・撮影=そおだよおこ