快適なキャセイパシフィックの翼で楽園へ!
愛称「ジャンボジェット」として親しまれ、今では希少となっているボーイング747-400のビジネスクラスのシート。フルフラットになる。
モルディブに行くためにキャセイパシフィック航空を使ったのは初めてだった。しかも、今回はビジネスクラスを利用させていただいたので、スカイトラックス社の「エアライン・オブ・ザ・イヤー」を受賞した同社のサービスの真髄をたっぷり体験できた。
B747-400のアッパーデッキは左右1列ずつ。こぢんまりとしていてパーソナルなサービスが心地よかった。
前菜は鴨のロースト トリュフマッシュルームパンナコッタ添え。メインで選んだ鶏の胸肉トマトハーブソースも香ばしくて美味しかった。この後、チーズかフルーツ、デザートが続く。
羽田から香港まではB747-400のアッパーデッキに搭乗。こぢんまりとしていてサービスもとてもパーソナル。ワインを選びあぐねていたら「テイスティングされますか?」と、なんとグラスをふたつ用意してくださり、味を比べてから選ばせてくれた。お陰さまで食事の美味しさが倍増したことは言うまでもない。
左:食後に配られたのは、香港の高級ブランド「スコッギー・メイア」のチョコレート。右:アメニティは、ロゴの他に、「Bon Voyage」と書かれた「アニエスベー」のポーチに「ジュリーク」のデイケアクリーム、ハンドクリーム、リップクリーム。そして、アイマスク、歯ブラシ、イヤウイスパー、靴下が入っている。男性に配られていたポーチは同じ柄の長方形のものだった。
香港からモルディブのマーレまでのフライトのアメニティは、爽やかなブルーのストライプのアニエスベーのポーチ。コスメ類は「ジュリーク」で、ハンドクリームは私の大好きなローズの香り! ちなみに、トイレに置かれていたハンドソープやローションもジュリークだった。
制限区域内で撮影する三好和義さんと、ご協力くださったキャセイパシフィック航空の皆さん。この写真は新刊で!
今回は、往路は羽田発、復路は成田着のフライトだったのだが、帰りの成田では、コラムに使う写真の撮影が待っていた。到着ロビーに出てすぐ、急いで荷物を預け、腕章を受け取って制限区域内へ! 機体は1時間後には飛び立ってしまうのだ。通常は見ることができない角度での機影撮影。日々の安全運航を見守るキャセイパシフィック航空の整備士の皆さん、グランドスタッフの皆さんのご協力のもと、無事に撮影は終了した。
左:2014年12月に羽田にオープンした、日系以外の航空会社で初めての羽田空港ラウンジ。自宅のリビングのように、というコンセプトの居心地のいいラウンジだ。右:羽田では、香港のラウンジで名物となっているものと同じ味の、担担麺、ワンタン麺が提供されている。フレンチトーストは提携のホテルオークラと同じ味。どちらもこのラウンジを利用したら忘れずにいただきたい逸品!
ふと見上げると、滑走路に向かっていく機内から、窓越しに携帯で私たちの写真を撮る大勢の方たちが(笑)! 11月某日のフライトに乗っていた皆さん、4月20日発売の『地球の奇跡、大自然の宝石に逢いに… 青の楽園へ』のための撮影でした。どうぞお楽しみに!
キャセイパシフィック航空
URL http://cathaypacific.co.jp/

Column
トラベルライターの旅のデジカメ虫干しノート
大都会から秘境まで、世界中を旅してきた女性トラベルライターたちが、デジカメのメモリーの奥に眠らせたまま未公開だった小ネタをお蔵出し。地球は驚きと笑いに満ちている!
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- 文・撮影=たかせ藍沙
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