昼過ぎからどんどん盛り上がるお祭り気分

左:女性には髪飾り、男性には帽子などお祭りのおめかし用品を売る屋台。
右:日が落ちて、街のランドマークでもある大聖堂がライトアップされる。

 フェリアは8月中旬に1週間ほど行われるマラガの祭りで、1487年8月19日にカソリック両王によりイスラム教徒の下からスペイン王国の配下になったことを記念している。2つの主会場を中心に、街中が音楽とフラメンコにあふれる。

カルメン・ティッセン美術館は昔のマラガの様子が窺える風俗画が数多い。祭りで盛り上がるのは今も昔も一緒。
左:祭りに欠かせないのはカルトハルという甘いお酒。
右:樽から長いひしゃくで見事にカルトハルをグラスに注いでくれる。

 マラガのフェリアに欠かせないのは、フラメンコと、カルトハルという甘い白ワイン。元女優であるカルメン・ティッセンが作ったカルメン・ティッセン美術館には、昔のマラガを振り返るような内容の展示が多いが、その中でも祭りでフラメンコを踊る様子が生き生きと描かれている。この美術館の中庭にも、カルトハルが飾られている。

マラガの人気店「エル・ピンピ」はお祭りで満員。祭りのシンボルであるジャスミンの花を売りに来る。
地元の楽団、こんなちびっ子もタンバリンを担当して一丁前。
女性陣も負けていません。カスタネットを手に輪になって乱舞。
お祭りで思い切りおめかしした子供たち。

 街の広場は、昼頃から混んで来て、音楽が溢れ出す。髪に花を飾った女性たちや男性たちも踊り出す。気がつけば、自分も人の波の中に入っていた。

左:アーケードの空も飾られて、いつの間にかこんなにも人が増えていた。
右:ジャスミンの花を象ったゲートが立つアーケードの入り口。

2014.09.30(火)
文・撮影=小野アムスデン道子