最初に嬉しいと思ったのは、ダイエットを始めて半年くらい経った頃、太っていた当時のスカートを久しぶりに穿いてみた時です。試しに足を通すと、ウエストがブカブカで、立っていると勝手にくるくる回るぐらい。その瞬間に、「ああ、本当に頑張ってきたんだ」と実感できて、思わず頬が緩みました。
見た目の変化は、おしゃれの楽しさを思い出させてくれました。以前は路面店に入る気持ちになれず、ネットで3Lや4Lの服を買って、届いたら大きすぎてガバガバ……なんてことも。やせてからは、「これが着てみたい」と自分の気持ちで服を選べるようになりました。それが率直に嬉しかったですね。
――やせたことで、ご主人や周囲との関係性にも変化があったりしましたか?
夫は本当に鈍感で、やせていく途中はほとんど気づいていませんでした(笑)。25kgやせたあとに、ダイエット初期の運動動画を見せたら、「こんなに太ってたんだ」と驚いて、こちらが逆に驚きました(笑)。
また、夫婦げんかも減りました。以前の私は、自分への苛立ちをそのまま夫にぶつけていたんだと思います。体調も悪い、自己肯定感も低い、思うようにできない自分への不満が、相手のあら探しに向かっていたのかもしれません。それが、体を動かして、食事を整えて、自分を管理できるようになったことで、「自分はちゃんとした人間だ」という自信が生まれ、自分にも他人にも優しくなれるようになった気がしています。
体重がなかなか減らない停滞期も…どのように乗り越えたのか
――ダイエット中、停滞期やリバウンドの危機はありませんでしたか? それをどう乗り越えたのかも教えてください。
ダイエットを始めて9カ月目くらいの15~16kg落ちた頃、1カ月ほど体重がまったく動かない停滞期がありました。その時にやったのは、基本に立ち返ること。「水を毎日1.5L飲めているか」「運動量が減っていないか」など、自分の生活を見直しました。そして、お肉ばかり食べていた時期ならお魚や豆腐に変えてみるなど、同じパターンも繰り返さないように心がけたら、またスルスル体重が減り始めました。
「スピードにはこだわらない」と決めていたのもよかったと思います。昔は短期間で一気にやせる方法ばかり実践していましたが、「1年後に1~2kgでも減っていたら大成功」と気長にやるつもりで始めたので、「体重が減らない日が続いても気にしない。ダイエットはスピードではない」「これで“二度とダイエットしなくていい体”になれるなら大したことではない」と自分に言い聞かせながら、乗り越えました。
――美容体重を目指して55kgまで落とした時に、ぺらっと薄く、メリハリのない体つきに変わってがっかりされたそうですね。今理想とされている体重や体型はどのようなものですか。
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- 文=相澤洋美
写真=すべて『これを食べて25㎏やせました 痩せる食習慣が身につくレシピ102』より抜粋/撮影:KATOMI、難波雄史 - INTERVIEWEE
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ねこくらりえ









