誰しも、気持ちが軽やかになる体型、体重があると思います。人によっては、少しふっくらしている状態かもしれないし、ストイックな体がしっくりくる方もいるかもしれません。私の場合は、ボディメイクというよりは、四十肩や五十肩、腱鞘炎にならないなど、日常生活を不調なく過ごし、行きたい所に行ける、やりたいことができる体作りを大事にしています。
――これまでのダイエットや生き方を、SNSで発信しようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
きっかけは、コロナ禍が落ち着いて元いた職場に復帰した時の出来事です。出社したら、まわりの人が私だと気づいてくれなかったんですよ(笑)。
ずっと一人でダイエットをしていたので自覚がなかったのですが、シルエットが激変していたらしく、普段話したこともない上司が「どうやってやせたの?」と聞きに来るほど社内でちょっとした事件になってしまって。その時に同僚から「やせた方法を絶対にみんな知りたがるから、YouTubeとかやってみたら?」と言われたんです。それで、少しでも人の役に立つなら、と思って始めたのが最初ですね。
――実際に発信を始めてから、フォロワーさんとのやり取りで特に心に残っていることはありますか?
「やせました」というご報告も嬉しいのですが、それ以上にメンタル面での変化を聞くと胸が熱くなりますね。例えば、「在宅介護でふさぎ込んでいたけれど、動画を見てベランダでヨガをするようになり、心が救われました」というメッセージをくださったり、やせなければいけないという強迫観念で食事ができなくなっていた方が「少し食べられるようになりました」と言ってくださったり。
体重の数字以上に、その方の「気持ち」や「生活」が良い方向に変わるきっかけになれたことが、何より印象に残っています。
ダイエットのゴールは「体重計の数字が減ること」ではない
――あらためて、ねこくらさんにとってダイエットとは何ですか。
私はずっと、ダイエットのゴールは体重計の数字が減ることでも、標準体重になることでも、美容体重に到達することでもなく、幸せになることだと言っています。ダイエットは、自分を追い詰めたり否定したりする作業ではなく、自分を労わり、励まし、愛するためのプロセスです。ノウハウやレシピはそのための手段で、結局は自分とどう向き合うかということが問われるものだと感じています。
ダイエットはまた、自分の可能性を広げるものでもあると思っています。体重が減っても満足できない方も大勢見てきましたが、数値にとらわれるのではなく、毎日「自己嫌悪しない」選択ができる自分になれる方法だと思って取り組む方が増えることを願っています。
【最初から読む】40歳を目前にして、体重82→57キロに…“挫折のプロ”だった「人生最後のダイエット」に成功したわけ

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- 文=相澤洋美
写真=すべて『これを食べて25㎏やせました 痩せる食習慣が身につくレシピ102』より抜粋/撮影:KATOMI、難波雄史 - INTERVIEWEE
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ねこくらりえ









