38歳で「人生最後のダイエット」を決意し、82kgから25kgの減量に成功した、ねこくらりえさん。そのリアルな体験とメソッドをSNSで発信し『やればやせる! 38歳、挫折のプロでも25kg減の続けられるダイエット』『これを食べて25kgやせました やせる食習慣が身につくレシピ102』(KADOKAWA)をはじめとする著書は累計8万部のベストセラーとなっています。

 “挫折のプロ”を自称するねこくらさんがたどり着いた「ダイエット5カ条」とは? ダイエット成功後の体と心の変化についても語っていただきました。(全2回の2回目/最初から読む

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――ねこくらさんが実践されてきた“一生続けられるダイエットの5カ条”を教えてください。このメソッドは、どのように考えついたのですか?

 今回のダイエットの出発点は、「続けられない方法はやめる」でした。これまで何度も失敗してきた経験があったので、まず、続く仕組みをつくることが大事だと思ったんです。その視点で生活を組み替えていった結果、次の5つの柱ができました。

1. 「あすけん」を使って食生活を改善する
2. 週に1回完全オフデーを設ける
3. 毎日水1.5Lを飲む
4. 宅トレを週に最低4回行う
5. 質の良い睡眠を取る

 どれも特別なことではなく、毎日の習慣に落とし込めるものばかりです。

目からうろこの「あすけん」活用術

――「あすけん」は、スマホやPCで食事内容を記録すると、栄養計算やアドバイスが得られる優れたアプリです。以前から使っていたのですか?

 10年くらい前にインストールして、食事記録とカロリー計算で15kgくらいの減量に成功したことがありました。残念ながら、その後あすけんを使わなくなってリバウンドしてしまったんです。

――ねこくらさんの愛猫・おちゃまるくんのダイエット体験も、食生活を見直すきっかけのひとつになったそうですね。

 そうなんです。ある時、おちゃまるの健康診断で数値が少し悪く、獣医さんに減量を勧められたんです。「この子を長生きさせなきゃ」と必死になり、最初はおもちゃを使って運動させようとしたのですが、2~3分遊ぶとすぐに寝転がってしまう……(笑)。運動での減量は早々に諦めました。

 そこで、食事管理に切り替えたんです。獣医さんと相談して適正カロリーを割り出し、ダイエット用のフードを計量して、決まった時間に与えるようにしました。

 すると、運動はまったくしていないのに、みるみる体重が落ちていって。その様子を見て、「あれ、運動よりもやっぱり食事なんだ」「猫が変われるなら、人間である私も同じはずだ」とハッとしたんです。その時の経験が頭の片隅にありましたね。

――あすけんを再開するにあたり、どのようなことを意識されましたか?

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