「Art of Plate 華をかし -錦秋の舞台-」
◆ザ・プリンス 京都宝ヶ池
木々が色づきひときわ美しく映える日本庭園を有する「ザ・プリンス 京都宝ヶ池」では、日本庭園に建つ和風別棟「茶寮」にて、和のアフタヌーンティー「Art of Plate 華をかし-錦秋の舞台-」を2025年11月24日(月・振休)までの期間、期日限定で提供している。

同ホテルが誇るパティシエ須田悦夫氏&ベーカリー小牧若奈氏と、和食料理長の後藤孝宏氏のコラボレーションによる、京都の素材と旬の食材にこだわった和のアフタヌーンティーセットは、味はもちろん、繊細な盛り付けなどにも注目したい。

秋の実りの甘さを活かした洋スイーツを担当したのは、パティシエ須田氏とベーカリー小牧氏。
ホテルスタッフが描いた額縁の秋景色の上に、「南瓜プリン」「紅茶と無花果のパウンド」「紅葉のサブレ」などのプティガトーを並べ、一枚の絵のように仕上げたスイーツプレートは、圧巻の美しさだ。一つひとつのスイーツの繊細なフォルムにもこだわりが見て取れる。

そして、和スイーツとセイボリーを担当したのは、和食料理長の後藤氏だ。
「栗の摺り流し お麩のクルトン 南瓜の白玉団子」は、摺り流しの出汁が決め手。栗の甘みでより深い味わいに仕上げられている。また、オリジナルレシピの芋羊羹は、「薩摩芋の羊羹のブリュレ」としてブリュレ仕立てに進化。
「栗と薩摩芋銀杏のおこわ」「 大黒占地の酒盗焼き」「ブラウンマッシュルームの天麩羅」などを並べたセイボリープレートは、秋のきのこの旨み、香りと食感はもちろんのこと、額縁のスイーツと同様、お皿の上が秋景色のアートになるような盛り付けにもこだわったという。

ここまでに紹介した同ホテルが誇る料理人たちが腕を振るったシーズナルメニューのほか、ウェルカムドリンク「ノンアルコールスパークリングぶどうジュース」やグラススイーツ「和栗のモンブラン」なども付き、セット内容はボリューム満点。
秋の味わいを散りばめたアートなアフタヌーンティーとともに、絶景空間「茶寮」から秋色に彩られた庭園の景色を堪能し、心安らぐ午後のひとときを。
ザ・プリンス 京都宝ヶ池
所在地 京都府京都市左京区岩倉幡枝町1092-2
電話番号 075-712-1144(レストラン予約係10:00~17:30)
https://www.princehotels.co.jp/kyoto/
◆予約サイト
https://www.princehotels.co.jp/kyoto/plan/saryo/afternoonteaset_kyobiyasai_autumn2025/
2025.09.16(火)
文=立花奈緒(ブレーンシップ)