ソフィスティケートされた空間とエレガントなサービス

 世界140の国と地域に8,400軒以上のホテルを展開している、ホスピタリティ業界のグローバルリーダー「ヒルトン」。その最上級ラグジュアリーブランドである「ウォルドーフ・アストリア」がついに日本初上陸。2025年4月3日(木)、JR大阪駅に隣接する「グラングリーン大阪南館」の上層階にお目見えした。

 「ウォルドーフ・アストリア」は、洗練された安らぎの空間、ブランドの象徴であるゲスト一人ひとりに合わせたきめ細かいエレガントなサービス、ゲストの心に深く刻まれる極上の体験を届けることをコンセプトに、世界の主要都市やリゾートで新たなラグジュアリー体験を進化させ続けているホテルブランドだ。

 31階から38階に位置する客室は、46平米のデラックスルームから193平米のプレジデンシャルスイートまで、さまざまなルームタイプを兼ね備えた全252室。インテリアを手掛けたのは、香港を拠点に世界で活躍するデザイナーのアンドレ・フー氏。客室のヘッドボードに施された和紙を背景にした日本の伝統技法“組子細工”などの和の要素と、ニューヨークの「ウォルドーフ・アストリア」の“アールデコ”スタイルを融合させ、細部にまでこだわったインテリアと、独特な柄や色合いで彩る洗練された芸術的な空間を演出。天井まで続く窓からは、淀川や大阪湾など、活気あふれる大阪の街並みをパノラマビューで楽しむことができる。

 宿泊ゲストのために用意された館内施設は、24時間利用可能なフィットネスセンター、大阪湾を望む30階に位置する屋内プール、ライブラリー、屋内庭園などがある。

 中でも注目すべきは、4つのトリートメントルームを備えたスパ「THE WALDORF ASTORIA SPA(ウォルドーフ・アストリア・スパ)」だ。ここでは同ホテルならではの香りとウェルネスプログラムを融合させたアロマセラピーで、至極のリラクゼーションタイムへと誘ってくれる。

2025.08.05(火)
文=立花奈緒(ブレーンシップ)