ニューヨークの美食と革新の伝統が息づく新たな食体験を

「ウォルドーフ・アストリア」は1893年に米国ニューヨークで開業して以来、「ウォルドーフ・サラダ」「エッグベネディクト」「レッドベルベットケーキ」などのアイコニックな料理や、カクテルの「ロブ・ロイ」など、現在でも世界中で愛され続けるメニューの数々を生み出してきたことでも知られている。
ブランド日本初進出の「ウォルドーフ・アストリア大阪」では、130年以上にわたりって美食の頂点を築いてきたラグジュアリーブランドの真髄を引き継ぎながら、“天下の台所”と称される食の都・大阪の伝統を取り入れた4つの料飲施設を展開している。

そのひとつが、ブランドを象徴する「Peacock Alley(ピーコック・アレー)」。世界各地で社交と文化の中心として親しまれてきたラウンジ&バーだ。
日中は、熟練のパティシエによる贅沢なペストリーや上質なランチ、午後にはアフタヌーンティーを。そして夕暮れとともに、伝統とモダンが調和した洗練された雰囲気に姿を変える店内では、芸術的なカクテルなどを味わうことができる。

才能あふれる若手ミクソロジストたちが歴史あるカクテルに現代的な解釈を加え、忘れられない夜のひとときを演出するのが、ジャズの黄金時代を彷彿させるデスティネーションバー「Canes & Tales(ケーンズ&テイルズ)」だ。
洗練と遊び心、贅沢と魅力をブレンドした、開業記念カクテルメニューなどもラインアップし、世界のカクテル愛好家たちの羨望を集める存在となっている。

「Jolie Brasserie(ジョリー ブラッスリー)」は、洗練されたフランス料理と活気あふれる大阪の雰囲気が融合した全132席のレストラン。“日本とフランスを行き来するフランス人女性の旅”にインスパイアされた空間で、クラシックかつ本格的なフランス料理が味わえる。
京都・七谷鴨のコンフィや熊本産あか牛のステーキ・フリットなど、最高品質の旬の食材を使用した多彩なメニューと、厳選されたワインとのペアリングも好評。

最後に紹介するのは、日本料理の粋を極めた鉄板焼きと寿司を堪能できるシグネチャーレストランの「Tsukimi(月見)」だ。
大きな窓に面したカウンター席では、寿司職人の繊細かつ力強い熟練の技を間近に眺めながら、長年の目利きで仕入れた最高のネタを、磨き抜かれた技と感性で握り、美しい鮨に仕上げてくれる。
そして鉄板焼カウンターでは、35カ月以上長期飼育した但馬牛を使用し、低温調理や炭火を取り入れた独創的なスタイルで提供。季節の最上級食材を活かした「おまかせ」スタイルのコースで、職人の創意が光る一品一品が堪能できる。
バラエティに富んだ飲料施設を要する「ウォルドーフ・アストリア大阪」は、エレガントなステイを叶えてくれる宿泊先としてはもちろんのこと、特別な日を彩る美食空間としても利用価値の高いホテルだ。
気の置けない友人と楽しむアフタヌーンティー、大切な人とのランチやディナーなどでも、大阪の新たなラグジュアリーホスピタリティの世界を体感することができる。
ウォルドーフ・アストリア大阪
所在地 大阪府大阪市北区大深町5-54 グラングリーン大阪南館
電話番号 06-7655-7111(代)
https://www.hilton.com/ja/hotels/osawawa-waldorf-astoria-osaka/

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2025.08.05(火)
文=立花奈緒(ブレーンシップ)