10月10日の「世界メンタルヘルスデー」に合わせ、アシックスは「Everyday Escape」をテーマに、心身の健康と充足を推進するキャンペーンを展開。カギとなるのは、アシックス独自の研究による“約15分の運動”。日常にこの時間を取り入れることで、ウェルネス旅行を超えるリフレッシュ効果が得られるといいます。

 そんな「Everyday Escape」のコンセプトを体験できるイベントが東京・表参道で開催され、アシックスのブランドアンバサダーを務める一ノ瀬メイさんが登場。参加者とともに15分9秒の「花探しウォーキング」を体験しました。

 これまで数々の活動を通じて、スポーツの楽しさやサステナビリティの大切さを発信してきた一ノ瀬さん。今回のウォーキングで得た心身の変化や気づき、アンバサダーとしての思い、そして私たちも日常で実践できる“心と身体を整えるためのヒント”を伺いました。

ウェルネス旅行を超える!? 15分9秒がもたらすポジティブな効果とは

 イベント当日、会場ではまず女優で作家のナターシャ・ロスウェルさんが出演するヒーローフィルムの上映からスタート。その後、アシックスが取り組んできた研究結果が紹介されました。

「Everyday Escape」のムービー。ナターシャさんが「Everyday Escape Concierge」として出演し、贅沢なウェルネス旅行の代わりに「体を動かすことこそが、あなたが探しているエスケープだ」とユーモラスに語りかける。

 アシックスが大切にしてきたのは、創業時から掲げる「健全な身体に健全な精神があれかし」という思い。その創業哲学を表すブランド・スローガンには、身体を動かすことで心が前向きになり、日常がより健やかで充実したものになるようにという願いが込められています。

 こうした思いのもと、アシックスは運動が心と身体に与える影響について長年にわたり研究を実施。1日にわずか15分9秒身体を動かすだけでストレスが軽減され、集中力や気分が向上するなど、精神面に大きな効果があることが明らかになっています。

 さらに、この短時間の運動がもたらす効果はウェルネス旅行による効果を上回り、より長く持続するとの結果も。わざわざ旅に出なくても、心と身体を整える方法は日常の中にあるのです。

「Everyday Escape」を体感! 表参道で15分9秒の花探しを楽しむ

 データの紹介に続いて、いよいよメインプログラム「花探しウォーキング」へ。参加者は会場を出て、表参道の街を15分9秒間歩きます。

 「ただ歩くだけでなく、表参道に咲く花を探しながら歩いてみてください。見つけた花はぜひスマートフォンやカメラで撮影を」とのアナウンスが。スタッフの調査によると、このエリアには68種類の花が咲いているそうです。

 一ノ瀬さんも、参加者たちとQRコードで共有された地図を参考に街へ繰り出しました。おしゃれなカフェやブティックが並ぶ表参道で、普段は見逃してしまいがちな小さな自然に意識を向ける、そんなひとときを楽しみました。

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