郵便局のキャラクター、ぽすくまをご存じですか? ぽすくまは、森の郵便局で働くくまのぬいぐるみの郵便屋さん。13年ほど前に、切手のキャラクターとして誕生し、今は多くのグッズが生まれるほどの人気キャラクターです。愛くるしいぽすくまとその仲間たちのカフェ「ぽすくまのおきにいり2025 花降るガーデンカフェ」が兵庫県・神戸の「GREEN HOUSE Wald」で2025年11月21日(金)〜24日(月・振休)に開催されます。神戸の開催に先駆けて開催された東京・中野での様子をレポートします。


ぽすくまと秋の庭で過ごす、手紙と花の時間

 2025年10月8日から13日までの6日間、東京・中野で開かれた「ぽすくまのおきにいり2025 花降るガーデンカフェ」の会場は、中野セントラルパーク内の「GOOD MORNING CAFE」。JR中野駅からすぐの好アクセスながら、豊かな緑に包まれた開放的な空間が魅力です。

 店内はぽすくまのぬいぐるみや、原画などが飾られているほか、「森の郵便局のガーデンパーティー」をイメージした装飾に包まれ、どこを切り取っても絵になるような空間。まるで物語の世界に遊びに来たような気分になれます。

 今回のために特別に考案されたコラボメニューは、すべて花をテーマに、ぽすくまとその仲間たちがパーティーにぴったりのものを考えたという設定のもの。見た目の楽しさと満足感、どちらも叶います。

 一番人気は「花咲くおえかきビーフシチュー」。中央には、ぽすくまの友達・ぽすみるくの顔が描かれ、色とりどりの野菜が花束のように彩りを添えます。じっくり煮込まれた牛肉は、スプーンを入れるとほろりとほどけるほどの柔らかさ。かわいらしさの奥に、本格的な味わいが隠れた一皿です。

 スイーツメニューのイチオシは、「アカシアのはちみつフレンチトースト」。ぽすくまが大好きなはちみつを、たっぷりかけていただきます。ぽすくまの形に焼かれたフレンチトーストは甘さひかえめなので、はちみつやアイスクリームなどとも相性抜群。特製のぽすくまのピックにも注目を。

 メニューはフードやスイーツ、ドリンクなどを合わせて全部で13品。どれもぽすくまと仲間たちの世界観が息づき、物語を感じさせるものばかり。食事を注文すると、オリジナルコースターやランチョンマットをもらえるため、期間中に足繁く通う人も続出していたそうです。

久しぶりに誰かに手紙を送りたくなる、やさしいひととき

 カフェの一角には、ぽすくまの赤いポストが設けられ、訪れた人がその場で手紙を出すことができました。ここから手紙を送る方のために、切手を貼って送れる特別なサービスも用意され、まさに手紙の時間を楽しめる仕掛けです。

 ガーベラやサルビア、バラなど、美しい花々が描かれたポストカードも販売されていて、思わず家族や友人に手紙を送りたくなります。

 「ぽすくまのおきにいり2025 花降るガーデンカフェ」に訪れたら必ずチェックしたいのが、ぽすくまのオリジナルグッズ。文房具やマグネット、パスケースなどかわいいグッズが勢揃い。東京店で新発売のグッズもあるので、「ぽすくまのおきにいり2025 花降るガーデンカフェ」の会場で新発売になったグッズも多くあり、グッズ売り場は多くの人で賑わっていました。

期間中は、1日3回(14時/16時/18時)ぽすくまが登場するグリーティングも開催。また土・日には、ぽすくまをデザインした元切手デザイナー、中丸ひとみさんのサイン会も行われ、整理券を求めて行列ができるほどの人気ぶりでした。

 東京・中野での会期を終え、11月21日(金)からは兵庫・神戸での開催へ。手紙を出せるポストやグリーティング、サイン会などは同じく楽しめますが、メニューは神戸だけの特別仕様に生まれ変わります。場所が変わるたびに、ぽすくまの世界が少しずつ違う表情を見せてくれるのも魅力です。ぽすくまの世界に浸るひとときをぜひ、ゆっくりと味わってみて。

ぽすくまのおきにいり2025 花降るガーデンカフェ

会期 11月21日(金)〜24日(月・振休)
会場 GREEN HOUSE Wald 
所在地 兵庫県神戸市中央区加納町4-10-30 神戸大隆ビル 1F~4F
営業時間 11:00〜24:00(最終日は〜23:00)フード L.O.23:00(最終日は22:00)、ドリンク&デザート L.O.23:30(最終日は22:30)
グッズ販売時間 11:00-20:00(最終入場は19:45)

https://www.green-house99.com/wald