
熱々のトーストにとろけたバターがじゅわりと染みこんでいく......そんな素朴な食事もこだわりのパンとバターがあれば幸せの一皿に。昨今の食パンブームもあり、お気に入りの食パンがある人は少なくないかもしれませんが、では、バターは?
いつもなんとなくバターを選んでいるという人にこそ知ってほしい、トーストはもちろん米や様々な料理に合うという「グラスフェッドバター」をご紹介。ニュージーランドに拠点を置く世界有数の乳業メーカーであるフォンテラの日本法人「フォンテラ・ジャパン」にグラスフェッドバターの魅力を伺いました。
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おいしくて栄養価も高いグラスフェッドバター
グラスフェッドとは、乳牛が牧草を食べて育つ「牧草飼育」のことをいいます。そんなのびのびとした環境の中、牧草飼育で育った乳牛のミルクからできたバターを「グラスフェッドバター」といいます。

一般的なバターよりも黄色味が強く、コクがあるのにしつこくないのが特徴で、柔らかなミルクの風味も感じることができます。

フォンテラ・ジャパンの広報担当者は、「ほかほかのご飯にのせて、醤油を少し垂らして食べると最高です」と米との相性にも太鼓判を押します。熱を加えると香りが立つという特徴を活かし、スープや魚のソテー、シンプルな野菜炒めに使うのもおすすめだそう。
グラスフェッドバターは栄養面にも優れていて、βカロテンとビタミンDが他のバターと比べて多く含まれています。おいしさに加え、身体を気遣う人にもグラスフェッドバターは最適!
2025.08.16(土)
文・写真=上野 郁