ナマズからのチキンonワッフルのめくるめくアメリカ南部ワールド
トウモロコシ粉を纏わせてカリッと揚げたキャットフライフィッシュは、アメリカ南部のポピュラー食材、なまずを揚げたひと品。クセも臭みもないふっくらした身と軽やかな衣のコントラストが後を引き、気がつけばあっという間に完食。
そこにお待ちかねのチキン&ワッフルが登場すると、食いしん坊キラーなビジュアルに目も心も釘付けになります。
「メープルシロップをたっぷりかけても美味しいのよ」という言葉に胸をときめかせながら、まずは特製レシピで作ったフライドチキンをがぶり。クリスピーな衣の軽快な音に耳を傾け、ダイナミックにあふれる旨みに恍惚としながら目を閉じれば、そこに雄大なミシシッピ川が見えるようです。
ふわっとココナッツミルクが香るワッフルとフライドチキンの組み合わせに不思議と郷愁がそそられ、そこにメープルシロップをひとたらしすれば「これが甘じょっぱいの最高値!」と気分もすっかりフライ・ハイ。
ソウルフルなアメリカン料理をたっぷりと堪能し「今年こそ、私は行きます。謝肉祭」と、誓いを新たにしたフライドチキン初め。それでは、皆様、本年も『フライドチキン齧り隊』をどうぞ、よろにくお願いいたします。
Soul Food House(ソウルフードハウス)
所在地 東京都港区麻布十番2-8-10 Patio8F
電話番号 03-6722-6244
営業時間 11:00~15:00(L.O.13:45)、17:00~22:00(L.O.20:45)
昼営業は、平日はランチ、土・日曜・祝日はブランチメニュー
定休日 月・火曜
https://soulfoodhouse.com/
Column
フライドチキン齧り隊
フライドチキンとかけまして、クリスマスと解きます。その心は、どちらもアゲアゲでしょう! 町を彩るイルミネーションや、たいせつなひとへのギフト選びに心をときめかせながら「そろそろフライドチキンが恋しい季節」とひそかに肉肉もとい、わくわくしているご同胞のための短期連載、その名も「フライドチキン齧り隊」。肉を糧に生きる肉食系ライターの小寺慶子が、東京の寒い冬をアゲアゲ気分で過ごすことができる、フライドチキンが自慢のレストランをご紹介します!
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- staff
- 文=小寺慶子
写真=榎本麻美 - category

