この記事の連載

 みなさん、こんにちは。

 今年の後半は、なかなか収まらない猛暑に振り回され、このままずっと夏が続くのでは? という感じでしたが、それでも年末はやってくるわけで、今年もベストプチプラコスメをご紹介します。

 ほとんどすべてのものの価格が上昇しているように感じる昨今ですが、プチプラコスメ界は変わらず元気に、2024年もさまざまな人気アイテムが誕生しました。普段メイクアイテムに比べると動きがやや少なめに感じるプチプラスキンケアにも、今年は変化が。

 そんな中でリピートし続けるほどお気に入りになった、マイベスト10を発表します!

 8個目は、あまりに使い倒しているため、再登場のヴィセです。

#1 オーディナリー
#2 ケイト
#3 なめらか本舗
#4 Fujiko
#5 ルルルン
#6 オペラ
#7 トランシーノ


#08 “カンタンキレイ”が嬉しいスーパー優秀下地
ヴィセ トーンアップ スキン デザイナー

 ここ数年個人的に、化粧下地というアイテムそのものが、機能が進化しすぎて優秀なものが多すぎて、もうファンデは塗らないで、下地だけでいいんじゃない? と感じている面があります。それも1ブランドのみではなくて、いくつものブランドのものでそう感じます。

 「日本の化粧下地は世界からも注目度が高い」というような話も目にしたし、ファンデが悪いわけではないのだけれど、下地が優秀になりすぎた感がある。

 そう感じる大きな一因が、このヴィセの下地。素晴らしすぎるんです。

 こちらの製品の発売自体は、約1年前の2023年10月でしたが、使い始めて仕上がりのキレイさや使い心地にハマり、ずっと使い続けています。2024年の3月には同じシリーズで、シアータイプも発売になったので、ルルルンのシートマスク同様、今年のベストプチプラとして選ばせてもらいました。

 また夏場の“日焼け止め下地”でも、シアーのバージョンをご紹介しましたが、それもやはり使い倒しました。

 どこにそんなにハマっているのかというと、カラーで肌色のトーンを均一にしてくれて、さらに毛穴も凹凸もかなり目立たなくしてくれるという、両方の機能を備えていて、仕上がりもキレイなすっぴん? (当社比です)、というくらいごくごく自然な印象になる、などが主な理由です。

 液の伸びがとてもよくなめらかで、それをあまり神経質にならずざっくり塗っても均一に仕上がります。

 全体にツルンとフラットな印象になり、自然なハーフマットくらいの質感。でも厚みがまったくなく、“塗った感”がわからず、ファンデやパウダーを重ねやすい点も優秀です。

 PRさんから伺った愛用者の声の中にも「どんなファンデーションとも相性がいい」という声や、01~03番は「くすみ・毛穴・色ムラを瞬時にカバーしてくれる」「下地とは思えないほどの補正力で、ノーファンデ派にも嬉しい」などの声が多いのだそうです。

2024.12.21(土)
構成・文=斎藤真知子