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1番人気の色は明るいラベンダーカラー

 1番人気の色は、01の“ラベンダー”。ピンクも感じる明るいラベンダーカラーは、顔の透明感を簡単に上げてくれます。

 色白肌向きとは思いますが、そんなに色白ではない筆者が使っても、変に白浮きせず顔色が明るくなるので、使うときは顔の中心部分に主に使っています。

 そして筆者は02の“ピンクベージュ”をヘビーユースしています。この色が秀逸!

 定番の3色の中では、いわゆるカラーコントロール下地が何色かあった場合の、アプリコットカラー的な位置付けの色だとは思うのですが、この色は、黄みはまったく強くないピンクベージュ。

 色名に“ピンク”が入っていますが、“ピンク”が全面に出ているわけではなく、あくまで温かみをほんのり感じさせる程度で、塗ると肌に溶け込む印象なのです。“何かを塗った”感は本当に少なく、ごく自然な肌色に均一に整えてくれます。

 本当にこの色が使いやすく、近所のみの外出の場合はコレのみで出ていることもよくあります。ファンデを重ねた場合はより毛穴がカバーされ、長時間経っても変な毛穴落ちもしません。

 なぜこんなに使い心地もよくて自然に仕上がるのか、PRさんに伺ってみたところ、「旧品の“トーンアップ プライマー”をリニューアルするにあたり、お肌になめらかになじむこと、伸び広げる際と塗布後にきしみ感がないことを重視して開発いたしました」とのこと。

 特に、「付け心地のよさにこだわり、きしみ感が少ないなめらかな感触の粉体を採用し、絶妙なバランスで処方を調整し、適度なカバー力がありながらもなめらかな伸び広がりと、肌なじみのよさをかなえております。また、毛穴カバー効果の高い粉体を複数組み合わせることにより、毛穴や凹凸などをなめらかに整えることができます」ということで、そのこだわりがフルに実感できる製品になっているんだ、と感心しました。

2024.12.21(土)
構成・文=斎藤真知子