2024年にデビューしたホテルブランド「seven x seven(セブン バイ セブン)」は、グループ旅行者向けホテル「fav」のスタイルを継承したハイエンドラインとして誕生し、上質かつ個性的なステイ先として話題になっている。

 第1号は、2024年3月、福岡市糸島エリアにオープンした「seven x seven 糸島」。そして2024年9月には、沖縄県石垣島に2施設目の「seven x seven 石垣」が開業。今回はこのふたつのホテルが持つ、それぞれの魅力をご紹介!


全室から海を望めるジャグジー付きスイートやドッグフレンドリールームも!

◆「seven x seven 糸島」

 福岡県福岡市の西端に位置する、シーサイドリゾートエリア“糸島半島・二見ヶ浦地区”に開業した「seven x seven 糸島」。

 ホテルのデザインを手掛けたのは、イギリス・ロンドンを拠点に活動する建築デザインチーム「PDP LONDON LLP」。玄海国定公園内の自然とターコイズブルーの海を一望できる糸島エリアならではのロケーションを生かし、ニュートラルなカラーを限定して採用することで、海の眺望と自然を際立たせているのが特徴だ。

 WEST棟とEAST棟の2棟からなる全47室の客室は、全室オーシャンビュー&テラス付き。どの客室からもターコイズブルーの海を一望することができる。室内の自然光の反射を最大限に生かす明るい石造りの天板や、温かみのある木目調を基調とした設えで、室内でもリラックスして素晴らしい眺望が堪能できるような演出が施されている。

 同ホテルの特徴のひとつに、11もの客室タイプを揃えていることが挙げられる。

 最上階に位置し、開放感あふれるスイートルームは、6タイプ計9室。部屋タイプによってルーフトップテラス、ジャグジー、海を眺めながら⼊浴できるビューバスなどを備え、ワンランク上のステイを叶えてくれる。

 このほか和洋室やペットフレンドリールーム、最大8名まで利用できるバンクベッド(2段ベッド)タイプ、さらにはゴールドウインが展開するコンディショニングブランド「ニュートラルワークス.」とコラボレーションしたコンセプトルームも。ゲストのニーズにマッチする多彩な客室が用意されているのだ。

 ホテル2階の「Eatery」と「Cafē & Bar」では、地元福岡の海の幸や山の幸をふんだんに使った創作メニュー(アラカルト)や、「朝食BOX」を提供。彩り豊かな「朝食BOX」もまた、糸島二条の二色米や、雷山卵の玉子焼き、明太子、糸島葉ねぎのスープなど、地元の幸が詰まっている。

 また、2025年1月6日~4月5日までの限定で、ミシュランガイド掲載「sio」の有名シェフが監修した特別な朝食「究極の鮭定食」も提供する。

 なお食事は、同フロアのラウンジや屋外テラスで楽しめるほか、テイクアウトで客室いただくことも可能。

 多彩な客室タイプはもちろん、食事のとり方もそれぞれのスタイルが選べるので、思い思いのステイを満喫させてくれる。

 また、玄界灘でのサーフィンやSUPなどのマリンスポーツ、波の音を聞きながら海辺の道をサイクリングできるE-Bikeのレンタル、地元の糸島エコツーリズムと協働したサンセットヨガやビーチヨガ、ビーチクリーンなど、地域性を活かしたアクティビティも充実(※⼀部プログラムはビジター利用も可能)。

 自然に溶け込みながら心身ともにリラックスできる体験で、“旅の豊かさ”を提案してくれる。

seven x seven 糸島

所在地 福岡県福岡市西区西浦266
電話番号 092-805-9030(代)
https://sevenxseven.com/hotels/itoshima/

2024.12.03(火)
文=立花奈緒(ブレーンシップ)