ハニーワインで疲労回復&ガレットでアンチエイジング

STAR’S(スターズ)
メニュー名:ハニーワイン、野菜とチーズのガレット、ロティサリーチキン

野菜のガレット1,200円(ランチタイムは980円)。蕎麦粉は山形県の在来種、「最上早生」を使用しているそう。ホテルニューオータニなどで活躍したベテラン、水島孝善氏が焼いています。

 突然ですが、先週「ガレットが食べたい!」という衝動にかられました。なにゆえガレット? 蕎麦粉のクレープ? と自問してみると、どうやら「ヘルシーで見た目がかわいく、一皿でほっこりした気分になれるもの」を求めていたようです。その背景には、自律神経の不調&女子度が下がっているという自覚がありました。「女子度の高い場所で気分をアゲて、体が喜ぶものを食べてサクッと帰ろう」という無意識の計算からはじき出されたのがガレットだったのです。パリッと焼けたクレープの香ばしさと蕎麦粉の香り、それにチーズと卵のコンビ。四隅を折って畳んだクレープの窓から黄色い卵がのぞくビジュアルを思い浮かべると、早くも気分が穏やかになります。ブルターニュの郷土料理なのに、なぜか懐かしい。それは、蕎麦粉の素朴な香りのせいでしょうか。こうなったらもう、食べに行かずにいられません。そこで同志を募り、六本木・星条旗通りのオープンカフェ「STAR’S」へ。

「STAR'S」は、昨年12月の開業直後に訪れた際、ランチでいただいたガレットとロティサリーチキンの美味しさが印象的だったお店です。3カ月の時を経て、あの味が突然恋しくなってきました。

ハニーワインのほどよい甘さに疲れも吹き飛ぶ

 訪れたのは午後1時。ランチタイム(11~15時)は、アラカルトでは通常1,200円のガレットに、サラダ&スープバーとドリンクがついて980円と、とってもお得です。サラダバーから葉野菜、トマト、モッツァレラチーズ、生ハムなどをとって彩りよく盛り合わせると、いかにも「ワインのおつまみ」的な存在感が……。昼間ですが、飲む気、満々。ドリンクメニューを開けば、ワインをはじめ、ガレットに合わせる定番のお酒「シードル」(りんごの発泡酒)やハニーワイン、ハーブコーディアルもあるじゃないですか。ハニーワインが気になってオーダーすると、なんでも美肌効果があるとか。味は甘すぎず、すっきりしていて、貴腐ワインのようで、これは美味しすぎて危険な予感。アルコール度数が11度あるうえに、ゴクゴク飲んだら肥えますヨ~(笑)という危険も感じますが、甘くて美味しいものは疲れがとれます。ハニーワインの疲労回復効果はテキメンで、肩と背中が軽くなりました。食欲も増し、疲れた顔にスマイルも復活。女子度、一段階あがりましたヨ~(笑)。

パリッと香ばしく、モチッとした食感のガレット

「ハニーワイン」900円。古代ゲルマン人の夫婦は、子孫繁栄のために婚礼から1カ月間ハチミツで造ったワインを飲み続けるという風習があったそう!?

 そこへ「野菜とチーズのガレット」が登場すると、気分は黄色い声をあげる女子高生!? 好きな食べものを見ると、アンチエイジング機能が作動するようです(笑)。卵の黄味を崩して野菜にからめ、蕎麦粉のクレープに包んでいただくと、蕎麦粉の香りに癒されます。パリッとした表面の香ばしさと、少しモチッとした食感。チーズと卵のマイルドで素朴な美味しさ。この香りと食感、素朴さが、ガレットの魅力でしょう。そしてこちらの「野菜とチーズのガレット」は、細かく切った野菜とピンクペッパーの取り合わせが絶妙。ジャガイモのホクホク感、ロマネスコのポリポリ感、トマトの酸味がバランスよく調和し、ピンクペッパーがスパイシーなアクセントを添えています。

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2014.03.25(火)
文・撮影=小松めぐみ