本好きが集まるブックバー「AND BOOKS」
![2階が「AND BOOKS」。「アンドブ」の愛称で親しまれる。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/9/4/1280wm/img_94b3d8f8ddb568ddaba0b85ec74894b6459410.jpg)
美術館から歩いて約10分、八戸市の中心街のはずれにある建物の2階。建物正面の右側は2018年にオープンしたブックバー「AND BOOKS」、左側は2021年にオープンした「AND BOOKS分室」になっています。店主の本村春介さんがほぼDIYでつくったという空間に、合わせて4,000冊もの書籍や雑誌が並びます。
![壁際に本がずらりと並ぶ。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/3/4/1280wm/img_346e079057678366fe5f41e70a577012518391.jpg)
店内にある本は自由に手にとり、読書してOK。古物商許可を取得しているので、気に入った本があれば購入することも可能です。
![建築現場などで利用される足場板で自作したという本棚。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/6/e/1280wm/img_6ebb44d69de9c66f2d0e9c0190435b90453413.jpg)
![カウンターにはスコッチの瓶と、そのときの選書が並ぶ。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/3/c/1280wm/img_3c5b9a36f40927757c5176515386c01c393442.jpg)
![小説家や歌人、編集者なども訪れ、カウンターの壁にサインが残されている。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/d/0/1280wm/img_d0b65299420cb323939d9cd3a990c9be329803.jpg)
ドリンクはスコッチがメインで、約50種類。ストレート、ロック、トワイスアップ、ハーフロック、ソーダ割りから選べます。メニュー表には地図も描かれ、それぞれのスコッチがどの産地のものなのかがわかる仕様。普段スコッチを飲む習慣がなくても、「ソーダ割りでおすすめのものを」など、相談にのってくれるのでご安心を。他にビールやちょっとしたカクテル、ソフトドリンクもあります。
![キーマスパイスカレー950円。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/a/4/1280wm/img_a4cc46399d16bd28104e33fd921e8b245345020.png)
バーですが食事メニューもあり、名物はキーマスパイスカレー。くず野菜からとったダシと、ひき肉、オリジナルブレンドのスパイスで仕上げています。野菜由来の旨みと深みを感じられるカレーです。
7月下旬には中心街のビル3階に、古本屋さんの「GERONIMO(ジェロニモ)」もオープン予定。それに伴い、これまでイベントなどを開催していた「分室」はギャラリーになり、「GERONIMO」でイベントできるようにするそう。
昼は古本屋、夜はブックバーで、本漬けの一日を満喫できます。
AND BOOKS
所在地 青森県八戸市十六日町48-3 本多ビル2F
営業時間 19:00頃~24:00頃、日18:00~23:00
定休日 月・火曜
https://www.instagram.com/and_books2018/
2024.07.27(土)
文=栗本千尋