この記事の連載

 こんにちは、美容研究家のにらさわあきこです。

 薄着になる季節を前に、「すぐにエネルギーになって太りにくい」と言われている中鎖脂肪酸の油について、改めて勉強しています。

 前回は、新宿にあるブレインケアクリニックの今野裕之先生に中鎖脂肪酸の特徴を教わりました。

 今回は、今野先生と管理栄養士の水流琴音(つることね)さんにオススメレシピをご紹介いただきます。


●すぐにエネルギーになりやすい

 今野先生のお話では、中鎖脂肪酸の油はすぐにエネルギーに変換されやすいために、低血糖対策や夜寝る前の空腹対策にもオススメとのことでした。

 また、先生は夜寝る前の3時間は食事や間食をとらないことを推奨しているのですが、夕食の際に胃腸への負担を減らしながら満足感を得られるメニューを作りやすくする一助としても、すぐにエネルギーとして使われやすい中鎖脂肪酸の油を利用するのはアリだとか。

●ブレインケアクリニック

https://brain-care.jp/

「夜は炭水化物を少なめにして胃腸に負担をかけないようにしたいので、夜の献立はタンパク質と野菜を中心にして、中鎖脂肪酸の油を加えると満足感を得られやすくなります。中鎖脂肪酸の油はすぐに燃焼されるので太りにくく、低血糖を防いでぐっすり眠りやすくなるのもメリットです」(今野先生)

 実際のレシピ例を先生のクリニックで栄養指導を行っている管理栄養士の水流琴音さんに3つ教えていただきました。

2024.06.30(日)
文・写真=にらさわあきこ
レシピ考案・写真提供=管理栄養士・水流琴音さん(ブレインケアクリニック)