この記事の連載

 こんにちは、美容研究家のにらさわあきこです。

 サンダル履きになる季節の前に、人気サロン「uka park side suite(ウカ パーク サイド スイート)」にフットケアへ出かけました。前回は、フットメニューのパック付きコースと巻き爪矯正テープを体験。

 今回は、気になる爪のトラブルの中でも特にやっかいな二枚爪の対策を教わります。


●なによりも大切なのは保湿

 教えてくれたのは、「uka park side suite」のネイリスト、内山裕美子さん。

「爪のケアも基本的にはお肌と同じで、なによりも大切なのは保湿です。毎日、きちんと美容液とオイルでケアするのがオススメです」(内山さん、以下同)

 内山さんによると、爪に縦スジが入ったり、二枚爪になったりするのは、爪の乾燥が原因なのだとか。

「栄養不足だったり、ネイルで爪に負担をかけ続けていたり、ポリッシュやジェルを無理にはがしたりすると、爪がより弱くなりますが、毎日しっかり保湿していればトラブルにならずに済みます」

 保湿は爪専用の美容液やオイルを使うのがオススメで、思っている以上にたっぷりと広範囲に使うのがコツだとか。

「爪全体に満遍なく、少し多いかなと思うくらいの量をしっかりとつけるのがポイントです。爪表面だけではなく、爪の両サイドの隙間部分や根本の部分にもつけましょう。爪と隣接する肌の部分にまで塗って爪の内側にも水分と栄養分をしっかりと届けるようにするといいでしょう」

 ネイルをしている人でも、やはり保湿は大切で、肌との境に美容液を塗ることで、水分や栄養分を爪まわりの肌から吸収できるそう。また、爪の根本を保湿することで、新しく生えてくる爪が健康になるそうです。

「そもそも良い成分のものを選べばお肌にもいいわけですから、良い製品を選び、爪からはみ出すくらいたっぷりと塗るのが効果的な塗り方です」

2024.06.16(日)
文・撮影=にらさわあきこ