第5回 OMO集中連載
間近に望む浅草寺の絶景に感動
浅草の粋を感じる「街ナカホテル」へ

浅草の“食”を深く楽しめる「江戸屋台ミーティング」に参加

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　夕方、滞在中に参加できるアクティビティ「江戸屋台ミーティング」へ。こちらではOMOレンジャーがクイズを交えながら歴史や文化をわかりやすく、楽しく伝えてくれます。

　徳川家康が幕府を作ると決めたことから働きに出るひとり暮らしの男性が江戸に増え、外食発祥の地となったことや、手軽に食べられる屋台料理が人気になったことなど、江戸で最初の外食店が生まれたとされる浅草の食について、深く知ることができました。

夕食は絶好のロケーションに佇む老舗「駒形前川 浅草本店」にて

　OMOレンジャーいちおしの「駒形前川 浅草本店」は、OMO3浅草から徒歩約10分の隅田川のほとりに佇む、220年以上の歴史を持つ老舗。リバービューが広がる純和風の店内で、こだわりのブランド国産養殖うなぎ「うなぎ坂東太郎」を使ったメニューをはじめ、多彩な料理を堪能できます。

　先ほどOMOレンジャーからレクチャーを受けた江戸におけるうなぎの歴史に思いを馳せながら、うな重を味わいます。風味はしっかりとしているのに、後口があっさりしているのは、タレに砂糖を使っていないから。創業から現在まで継ぎ足しをしている秘伝のタレを使った芸術的とも言えるこだわりの逸品に、思わず頬が緩みます。卓上には、こちらも浅草の老舗「やげん堀」の山椒が備わり、風味がとても豊かでした。

　全面ガラス窓の2階席からは、ライトアップされた東京スカイツリー（R）と駒形橋、隅田川を行き交う屋形船を一望。駒形橋は、大正末期から昭和初期の最先端の橋梁技術やデザインが用いられ、全体の景観を優先して造られた趣のある橋なのだそう。絶好のロケーションでうなぎをいただく、贅沢なひとときを過ごせました。

「駒形前川」が手掛ける「Wine & Dining EKA」で希少なスペインワインを堪能

 「駒形前川」でうなぎに合うワインを探していたところから始まり、オープンしたという「Wine & Dining EKA」。高品質なスペインワインとイタリアンフレンチを味わえます。独占輸入しているスペインワインは常時20種類以上をラインナップ。国内でなかなか出会えない希少な銘柄も多数あるので、料理と合わせてみるのもおすすめ。

　赤ワインとともに楽しんだのは、10時間煮込まれた旨みたっぷりの牛すじの赤ワイン煮込みが入った和風の「浅草ボロネーゼ」。ごま、大葉、すだち、生姜、みょうが、山椒、七味、7種の和風スパイスで、お好みの味を楽しめるというもの。大葉のさわやかさや山椒の風味が個人的にはとても好みで、ボロネーゼと和のスパイスという新たな味を満喫しました。

ライトアップされた浅草寺の境内を通り、ホテルへ

　ほろ酔い気分での帰り道は、雷門から仲見世を通り、浅草寺の境内へ。日中に比べてだいぶ人通りが少なくなったものの、外国人観光客をはじめ幻想的なライトアップを楽しむ人たちの姿が見られます。OMO3浅草が浅草寺すぐそばという立地だからこそ、普段見ることのない夜の境内での散策もかないました。

　OMOは寝るだけでなく、旅先をまるごと楽しむ素敵なサービスが満載の「テンションあがる『街ナカ』ホテル」。OMOの後ろについている1、3、5、7の数字はサービスの幅を示すもので、旅の目的や過ごし方に合わせて最適なホテルを選ぶ基準になります。

　今回宿泊したOMO3浅草は「3」なので、気軽な旅に嬉しいベーシックホテル。フードショップ「OMO Food & Drink Station」で購入して楽しむ「24Hスタイルの食」、ガイドブックに載っていない情報を知ったり、くつろげたりする「ご近所マップ＆OMOベース」、街歩きガイドツアーをはじめとした「ご近所アクティビティ」などのサービスが用意されています。

　粋な浅草っ子に通じるとっておきの浅草の楽しみ方を知り、新たな魅力に触れる滞在となりました。

　後篇は、OMOレンジャーと行く早朝に浅草寺の境内を巡るガイドツアー、浅草の娯楽を代表する落語を間近で体験できるイベントなどをご紹介します。

OMO3浅草（おも） by 星野リゾート

所在地　東京都台東区花川戸1-15-5
電話番号　050-3134-8095（OMO予約センター）
宿泊料金　1泊22,000円～（1室あたり・税込・食事別）
客室数　98室
チェックイン 15:00／チェックアウト 11:00
アクセス　東京メトロ銀座線「浅草駅 7番出口」から徒歩約4分、都営浅草線「浅草駅 A5番出口」から徒歩約6分、東武スカイツリーライン「浅草駅 北口」から徒歩約3分
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo3asakusa/
●Wi-Fiあり

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