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◆スノーピーク ヘッドクォーターズ キャンプフィールド(新潟県三条市)

 日本を代表するアウトドアブランド「スノーピーク」。その本社にあるキャンプ場も、雪深い冬でも営業しています。

 初めての雪中キャンプでも安心なのが、初めての雪中キャンプでも安心なのが、炊事棟で冬場もお湯が使えるところや、猛吹雪など万が一の悪天候時には管理棟の廊下へ逃げられること。足りない道具などはショップも併設しているので購入やレンタルもできます。天気がよければ無料レンタルのソリで遊ぶのも最高です。

 本社の社屋にはスノーピークの歴史に触れられるミュージアムも併設されていて、こちらも見ごたえがあります。自然豊かな本社・キャンプフィールドで、ものづくりのまち・燕三条を体感してみましょう。

スノーピーク ヘッドクォーターズ キャンプフィールド

所在地 新潟県三条市中野原456
電話番号 0256-41-2222
https://www.snowpeak.co.jp/locations/hq/

◆猪苗代湖モビレージ(福島県会津若松市)

 福島県の猪苗代湖で、50年以上営業してきた歴史のあるキャンプ場「猪苗代湖モビレージ」。12月下旬から1月中旬までの一定期間のみの営業ではありますが、猪苗代湖を目の前に雪中キャンプが楽しめます。

 このキャンプ場は高速道路のインターや猪苗代の町の近くにありますし、設備が充実してる高規格キャンプ場でもあるので、雪中キャンプビギナー向きのキャンプ場です。分からないことがあれば経験豊かなキャンプ場のオーナーやスタッフさんがいるので、相談してみましょう。

 おすすめは湖面沿いのサイト。美しい冬の猪苗代湖の湖面や雄大な磐梯山も眺められます。

 また、車で5分ほどのところにある「ホテルみなとや」で日帰り入浴ができます。近隣の鶴ヶ城を観に行ったり、本場の喜多方ラーメンを食べに喜多方へ足を延ばしてみるのもよいかもしれません。

 残念ながら1月9日(火)から4月中旬までは冬季休業中。今年もおそらく12月頃から雪中キャンプを楽しめるのでぜひチャレンジしてみてください。

猪苗代湖モビレージ

所在地 福島県会津若松市湊町大字赤井笹山原甲408
電話番号 0242-94-2052
https://www.inawashiroko-mv.com/

猪俣慎吾(いのまた・しんご)

キャンプが趣味のフォトグラファー。7年間広告写真家中村章三に師事。其の後個人スタジオをかまえ独立。広告・料理・アウトドアの撮影が主な得意分野であり、アウトドアを中心にフォトグラファーとして活動する傍ら、キャンプコーディネーターとしても仕事をしている。外ごはん文化を広めるためのアウトドアパーティーグループ「KIPPIS」を主宰。現在は息子と2人で日本のみならず世界へ父子キャンプに行っている。2017年に星空案内人®を取得。2019年から自ら開発した『プラネタリウムテント』で天の川の解説をしながら全国を回っている。発売中の『絶景CAMP GUIDE』(JTBパブリッシング)では、写真のほか、企画、キャンプ場の選定などにも参加。
http://www.photo-shingo.com/

絶景CAMP GUIDE

定価 1,540円(税込)
JTBパブリッシング
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2024.01.13(土)
文・撮影=猪俣慎吾