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みなさんこんにちは、プチプラ美です。今年も矢の如きスピードで過ぎ去り、2023年ベストプチプラコスメを発表いたしました。
春先のノーマスク解禁があり、今年は“リップ祭り”という結果になりましたが、リップ以外でいうと、特にチークの色みに変化を感じた1年だったので、最後に番外編として“今っぽ”チークをダダッとご紹介したいと思います。
どんな変化かといえば、色を楽しむというよりも、まるで塗っていないかのような印象に仕上がるチークで、自然な陰影や血色を感じさせる入れ方が主流になっていることです。
＃番外篇
自然な陰影や血色を感じさせるニュアンスチーク
◆フーミー
リップと同様、マスク生活から解放されたことで、チークの需要も一気に高まりました。ただ、なんとなく以前のカラフルな“可愛い系”ではないチークが脚光を浴びているような……？ と感じたのが、この“番外編”をご紹介しようと思った理由。
それを一番初めに感じたのは、このフーミーのチークを試した時です。
フーミーのシングルブラッシュは2023年3月に発売されたのですが、その中の“シカモアブラウン”という色が見たことのないような赤みのある新鮮なベージュで、でもあまりにも肌に溶け込みそうなので、色の効果ってあるのかなと疑問にも思いました。
ですが塗ってみて納得！ 塗ると見た目の印象よりもう少し赤みが感じられ、「チークを入れた」というより本当に血色がよくなった、というような印象になるのです。
顔がうるさくならずにほんのりした血色や立体感は出るので、コレは使いやすい！ とすぐハマりました。
実際口コミでの評価も高く、「主張しすぎないのに塗るとなんとなく立体感を感じる」「塗ると顔が少し引き締まる感じ」など、塗ってみたら気に入った、という人が多数。想像以上にファンになった人が多いようなのです。
この“シカモアブラウン”と他の色を混ぜたり重ねたりして使っている、という声もチラホラ見かけます。
また、微細なパールの効いた“キャニオンブラウン”も同様の目的で使えます。“シカモアブラウン”よりさらに赤みが強めで、濃く入れれば日焼け風にもなる。「色がお洒落ですごく気に入っていて、すでにリピートした」という人もいる色。
絶妙な色と繊細な発色でその他の色も人気があり、“今っぽさ”を製品に的確に落とし込めているのが、さすがイガリシノブさんのアイテムだな～と感心しました。
Nuzzle
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2023.12.29(金)
構成・文＝斎藤真知子
撮影＝釜谷洋史
