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◆エクセル
さらにおなじみエクセルからも、ヌーディーでシームレスな色と肌への溶け込み具合が特徴のチークが3月に登場しました。
全4色あるのですが、初めから最も注目されたのはこのブルー!
最初誰しもが「え? ブルー? ……って何?」と疑問符だらけになったと思うのですが、このブルーが意外に使えるとやはりバズったのです。
いったいどう使うの? と疑問がわくと思うのですが、わかりやすいのはハイライトとしての使用。顔の高い部分に使うと、顔全体を引いて見た時に肌がスッキリクリアな印象になります。もちろん全体的に透明感のある印象にもなります。
でも筆者がなるほど~と思ったのは、他のチークの下地に仕込む、または他のチークの上に少し重ねるという使い方。前者の使い方はパステルトーンの淡い色をキレイに発色させてくれるし、後者の使い方はいつものチークをニュアンスチェンジしてくれる。そういう風に使っている、という愛用者の声をSNSなどでたくさん見かけました。
さらにそこは盲点だった! と思ったのは、顔の赤みが強い人、頬が赤くなりやすい人が赤みを抑えるためにひと塗りするという使い方。
筆者は自分の顔に赤みがないため(チークしなければ血色ナシ)、その発想が浮かばなかったのですが、確かにコレだけ柔らかいトーンのブルーなら、顔の赤みを気にしている人が広い範囲に塗っても、自然にカバーしやすいなと思いました。よくあるブルーのコントロールカラー下地を塗るよりも、もっと自然な仕上がりになると思います。
初見ではブルーの意義を疑ってしまいましたが、「目元にも使ってる」「男性にも使いやすそう」など、想像以上にいろんな使い方ができる優秀色でした。失礼いたしました。
その他の色については、コレも大人気のSB02のふんわりピンクや、完全な影色のSB04のフォギーベージュ、もよいのですが、個人的な推しはSB03のオレンジ系。
一見ほとんどベージュブラウンみたいに見える色なのですが、塗るとオレンジの印象もあり、自然な陰影と温かみを感じる仕上がりになります。
一度塗るとハマるチーク、今後の展開も楽しみです。
常盤薬品工業
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2023.12.29(金)
構成・文=斎藤真知子
撮影=釜谷洋史