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◆デイジードール

 そしてコレ、マリークヮントの妹ブランド、デイジードール バイ マリークヮントのパウダーブラッシュ。

 このアイテムの発売自体は2023年の3月上旬だったのですが、その中のLV-01がメーカーでも欠品を起こすほど大人気、さらに既存色のPK-02も大ヒットしたため、エントリー。

 コレも単色チークで、肌に溶け込むエフォートレス仕上げがコンセプト。

 LV-01はチークというよりはハイライトカラーなのですが、まず粉のしっとり感やムラのない付き方が秀逸! 赤みのチークを入れなくてもコレを目回りの高い部分や鼻筋に入れるだけで、凹凸がハッキリして顔にメリハリが出ます。「透明感の上がり方がスゴイ」と大人気に。色白ではない筆者の肌色でも、入れると確実に冴えた印象になります。

 また、毛穴などをぼかすソフトフォーカスパウダーが配合されているからか、塗った部分の肌がなんとなくキレイに見えるところもいい。「他の色に重ねて使っている」という声も多く、皆プチプラのメリットを上手く生かしているよな~と感心しています。

 ちなみに持ちもかなりよくて、通常のハイライトは、夜にはある程度落ちていたり輝きが鈍っていたり、ということもままあるのですが、この色は夜メイクを落とす時に、「結構ちゃんと残ってた」と毎回驚いています。

 もう1色のバズりカラーのPK-02は、パープル寄りのライラックカラー。他に王道の直球ピンクもあるのに、発売後一躍人気色として躍り出たのはこの色なんです。

 王道ピンクももちろんよいのですが、それより気持ち大人っぽく、極端に言えば陰のある雰囲気に寄る色がそんなにも人気になるなんて、今のメイク好き女子はセンスがいいな~とここでも感心しています。

クラブコスメチックス

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https://daisydoll.jp/

2023.12.29(金)
構成・文=斎藤真知子
撮影=釜谷洋史