この記事の連載
みなさんこんにちは、プチプラ美です。今年も矢の如きスピードで過ぎ去り、ベストプチプラコスメをご紹介する季節になりました。
プチプラコスメはコロナ禍に見舞われたこの3年強の間も元気をなくすことなく、様々な人気アイテムが生まれました。そこに、春先のノーマスク解禁があり、待ってました! とばかりにめちゃくちゃ優秀なリップアイテムが続々登場。
図らずも2023年のベストプチプラは、“リップ祭り”に。もちろんリップ以外も優秀コスメだらけの中から、2023のプチプラコスメ、マイベスト10を発表します!
9個目は、パーソナルカラーをコンセプトにしたエクセルです。
#09 4タイプのパーソナルカラーから選べる
エクセル カラーエディットパウダーブロウ、同スリムブロウ
エクセルから9月に発売された、パウダータイプとペンシルタイプのアイブロウなのですが、コレ、肌の色やなりたい雰囲気に合わせて4つのパーソナルカラーから選べるというコンセプトのもの。
肌の色や顔立ちの雰囲気によって似合う色がわかる、パーソナルカラーという概念はすっかり定着し、SNSでは「イエベ秋」「ブルベ夏」などの言葉が飛び交っています。それを踏まえたカラーメイクアイテムもちょこちょこ登場していますが、ここまでコンセプトにハッキリと入っているものはまだ珍しいと思います。
筆者は元々パーソナルカラーを意識して色を選ぶことはあまりなく(以前肌色で診断してみたら、“両方の要素を持っている”みたいな結果が出たため、余計に気にしなくなり)、あまりパーソナルカラーにとらわれすぎなくてもよいのでは、と思っている口です。
ではなぜこの製品を選んだのかといえば、その色がそれぞれにとても優秀だから!
EP01のオレンジやEP03のオリーブなどはアイシャドウにしてもいいのでは? というくらいくすみ加減がお洒落だし、それぞれを塗ってみるとやはり顔の雰囲気が変わります。
この色出しがとても難しそうだし、こだわったのでは? と思いPRさんに伺ってみると、「特に難しかった点は、パーソナルカラーに合わせた調色作業です。4色入りのパレットなので1色を変えるだけでも印象がガラッと変化するため、全16色の開発をするのが大変でした。パーソナルカラー協会様にご監修いただき、日本パーソナルカラー別のモデルさんに実際にご使用いただきながら、何度も調色をしてベストな今の色が出来上がりました」とのこと。
一見似たような一番下の明るい色も全部同じ色なわけではなくて、それぞれの色調に合う色になっているのを見ても、そのこだわりがわかります。
2023.12.26(火)
構成・文=斎藤真知子
撮影=釜谷洋史