【界 長門】萩焼作家と行う自分だけの手びねり体験

●好きな色と形の器を制作

 「界 長門」では萩焼の作品に接することができる。たとえばウェルカムドリンクは萩焼の器で供され、ロビーや客室では萩焼の作品が鑑賞できる。「界 長門」で企画する「手業のひととき」では、坂倉前右衛門窯の10代目である萩焼作家、坂倉前右衛門氏の手ほどきで、萩焼の奥義を学ぶ。

 まず坂倉氏より、器の色を出す薬剤である釉薬(ゆうやく)についてレクチャーを受ける。ピンク色や緑色など、個性的な色を自身で開発するこだわりを知ることで、萩焼への理解が深まる。

 続いて、手びねりで自分の作品を作る。マグカップ、ぐい呑みなど、坂倉氏のアドバイスを受けながら作りたいものを形にしていく。ここでは、自分のイメージに合った釉薬選びも重要になる。坂倉氏が最後の仕上げを施した器は後日焼き上げられ、完成した作品を自宅で受け取ることができる。

【「萩焼作家と行う自分だけの手びねり体験」概要】

期間:2024年1月20日(土)~2月18日(日)の土・日曜
時間:体験は滞在日2日目 10:00~11:00 
場所:界 長門 
料金:1名 10,000円(税込、宿泊費別) 
定員:1日5名まで(1名より催行) 
予約:公式サイトhttps://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kainagato/にて前日20:00までに要予約

2023.11.14(火)
文=サトータケシ