【界 鬼怒川】200年の歴史を継ぐ黒羽藍染の若手職人による工房ツアー
●藍染の美しさを肌で知る
1804年創業の黒羽藍染紺屋は、江戸時代より藍染の技術を継承してきた。現在は1985年生まれの小沼雄大氏が8代目として、デザインから型紙制作、染め上げまでの全工程をひとりで行っている。
「界 鬼怒川」が企画する「手業のひととき」では、小沼氏の工房を訪ね、「フリ」と呼ばれる創作染めを体験する。自分でデザインした、世界に 1枚だけの手ぬぐいは、後日自宅に郵送される。
続いて、「型染め」と呼ばれる伝統技法のプロセスを小沼氏より学ぶ。デザイン考案から型紙づくり、糊付け、染色、洗い、乾燥など、美しい藍染が完成するまでの工程が理解できる。深い茶色に見える布がどうして鮮やかな藍色に変わるのか、濃淡はどうやってつけるのか。小沼氏のレクチャーを受けてから工房に併設されるギャラリーの作品を見ると、その美しさがさらに際立つはずだ。
【「200年の歴史を継ぐ黒羽藍染の若手職人による工房ツアー」概要】
期間:2023年11月7日(火)、11月21日(火)/2024年1月9日(火)、1月23日(火)、2月6日(火)、2月20日(火)
時間:宿泊翌日 13:00~15:00
場所:「黒羽藍染紺屋」栃木県大田原市黒羽向町88(現地集合解散)
料金:1名 11,000円(税込、宿泊費別)
定員:1日1~6名
受付:公式サイト(https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaikinugawa/)にて4日前まで受付
2023.11.14(火)
文=サトータケシ