極上のお弁当が食べられる特別イベントも開催

左:「佐波賀だいこん」は、江戸時代から舞鶴の佐波賀地区で栽培されていた。一時作付が途絶えていたが、だいこん本来の美味しさを懐かしむ声に応えて復活。葉の味も評判だ
右:新品種「京白丹波」は、一般の大豆に比べて粒が大きく、もっちり柔らか。料理店における本格的なメニュー提供は、今回のイベントが初めてとなる

 そして、産地を応援するため、特別にフィーチャーされる今年のイチオシ食材は、京の伝統野菜である幻の大根「佐波賀だいこん」と、京都オリジナルの新品種大豆「京白丹波」。こちらの食材を使ったとっておきの料理は、17店舗で堪能することが可能だ。

 1月22日(水)には、キックオフイベントとして「京野菜フォーラム」も開催される。

 「ホテル椿山荘東京」が会場となるこのイベントは、ユネスコ無形文化遺産登録で注目を浴びる「和食」の真髄たる京料理を支える京野菜の魅力に迫るというもの。こちらでは、「赤坂菊乃井」「たん熊北店 二子玉川店」といった著名な4つの料理店がこの日のために用意した極上のお弁当を賞味する機会が設けられているというから心が躍る(事前申込制/先着順受付中)。

 また、期間中には、京都の4店と東京の2店で料理教室や試食会が催される。清酒とのマリアージュ、京野菜を生かしたイタリアンなど、さまざまな趣向で、京野菜の奥深さにふれることができる。

 その他、食材紹介やレシピを掲載したガイドブックの配布、アンケートに答えた利用者全員に進呈されるオリジナルプレゼントなど、お楽しみはまだまだいっぱい。

 古都が育んだ食文化の粋を、じっくり噛み締めたい。

早春の京づくし2014
開催期間 2014年1月16日(木)~2月28日(金)
URL http://gurutabi.gnavi.co.jp/special/news/kyozukushi.html

2014.01.10(金)