この記事の連載

道路から目隠しされた秘密のビーチ

ケイキビーチ

 カメハメハ・ハイウェイからその存在が見えず、住宅街の小道を抜けないとアプローチできない穴場ビーチ。そのため、知らない人はたどりつけないかもしれず、知っていてもしばらく行かないと迷子になること必至。お隣のシャークスコーブからは岩場を越えた先にあるので、海沿いにやってくる人もほとんどなし。その一方、ケイキビーチの真ん前に位置するケイキビーチ・バンガローズのゲストなら、まさにベストポジションで満喫できます。

 訪れる人は、若者や小さな子供連れのファミリーが中心。浅瀬に浸かってユラユラ浮かんだり、波に向かってジャンプしたりする人も。海が穏やかな夏は、スノーケリングも楽しめます。

 海は光輝くエメラルドグリーン、ビーチはややベージュ色。ヤシの木々がアクセントになった、ハワイらしいのんびりとしたビーチです。しかも、混雑知らずなのがポイント! ただし、ライフガードもいなければ、トイレ&シャワーもありません。お隣のシャークスコーブの施設の利用を。

住所 59-579 Ke Iki Rd., Haleiwa, HI

ライフガード 〇
トイレ 〇
シャワー 〇
駐車場 ×(アラモアナ・ビーチパークの駐車場)

【取材協力】
ハワイ州観光局 https://www.allhawaii.jp/
コーディネーター Maiko Izon

古関千恵子(こせき ちえこ)

リゾートやダイビング、エコなど海にまつわる出来事にフォーカスしたビーチライター。“仕事でビーチへ、締め切り明けもビーチへ”をループすること30年あまり。
●オフィシャルサイト https://www.chieko-koseki.com/

次の話を読む海ガメが暮らす穴場ビーチはどこ? ハワイ・オアフ島の絶景ビーチ 徹底ガイド保存版[北海岸#2]

← この連載をはじめから読む

Column

古関千恵子の世界極楽ビーチ百景

一口でビーチと言っても、タイプはさまざま。この広い世界に同じ風景は一つとして存在しないし、何と言っても地球の7割は海。つまり、その数は無尽蔵ってこと? 今まで津々浦々の海岸を訪れてきたビーチライター・古関千恵子さんが、至福のビーチを厳選してご紹介します!

2023.09.30(土)
文・撮影=古関千恵子