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地元で愛される宮津を代表する発酵食品

 宮津でおみやげを買うなら「道の駅 海の京都」の一角にある「宮津まごころ市」へ。地元農家が毎日届けに来る旬の野菜や果物をはじめ、水産加工品や銘菓、地酒など、宮津のおいしいものを取り揃えています。

 宮津の伝統的な発酵食品といえば「さばへしこ」。焼いたり炙ったり、生のままでも食べられて、ほぐしてお茶漬けにしたり、チャーハンやパスタの具にするのも地元ではポピュラーな食べ方です。調味料では、丹後コシヒカリと国産原料のみを使用し、昔ながらの製法で仕込む天然熟成の赤味噌「世屋みそ」が有名です。

 丹後は地酒も豊富ですが、2022年に誕生した「KOHACHI beerworks」のクラフトビールも人気上昇中。ベルギー人と日本人の夫婦が営む小さなビール工房で、ベルギースタイルのビールを季節ごとに提案しています。

 発酵食品のほかにも、宮津産コシヒカリ「つやっ娘米」を使用したお米サイダーや、丹後野菜を使ったピクルスもおみやげに人気です。

 「宮津まごころ市」の隣には「おさかなキッチンみやづ」があり、近海の新鮮な地魚のお刺身定食やご当地スイーツを味わうこともできて、観光途中の休憩にも最適です。

宮津まごころ市

所在地 京都府宮津市浜町3008
電話番号 0772-22-6123
営業時間 9:00~17:00
定休日 無休
http://michinoeki-miyazu.jp/magokoro/magokoro.php

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2023.08.12(土)
取材・文=田辺千菊(Choki!)
撮影=志水 隆